全国のスキー場では、スキー場のPRおよび集客を目的として、いろいろなプロモーションを行っています。
プロモーション(企画)はどんどんやってほしいと思うのが、中には(私が)「がっかり」する企画があります。
もちろん、一部の方にはこのうえなく嬉しい企画なのですが、みなさんの感想は如何に?
〇〇周年記念企画
日本には歴史のあるスキー場が多く、〇〇周年記念企画がよく行われます。
その内容が、〇〇周年なので〇〇歳の方はリフト1日券無料という企画を何度も見ました。
ここで少し落ち着いて考えてください。
仮に50周年で50歳の方を無料にしたとします。
そして、55周年では55歳の方が無料になります。
なんかおかしくありませんか?
そう、毎回同じ年に生まれた人しかメリットを享受できないのです。
提案
〇〇周年記念、先着〇〇個サービス、抽選で〇〇枚販売 など
これであれば、全ての人が対象になりプロモーションが盛り上がると思います。
誕生日企画
誕生日の方はリフト1日券無料!
これも、よく聞く企画です。
しかし、ひねくれものの私は、このプロモーションを聞くたびに、自分の不運を嘆いています。
そうです、私は雪の降らない季節の生まれなのです。
多くのスキー場の営業期間は12月後半から3月後半までの3か月間、すなわちこのプロモーションの対象者は日本人の1/4ということになります。
そして、当たり前ですが、毎年雪のある季節に生まれた人のみ対象で、残りの3/4の人が対象となることは永遠にありません。
提案
月に関係なく、生まれた日のリフト1日券が無料、あるいは割引
29、30、31日生まれの人が若干かわいそうですが、それでも誕生日の日のみが対象というよりは劇的に対象者が多くなります。
名称に関連した企画
たま~に見かけるプロモーションとして、スキー場と関連が深い名前の方はリフト1日券が無料・割引というものがあります。
すぐ分かってしまいそうなので、あえてスキー場名はいいませんが、そのスキー場名と同じ名前(読み方)を持つ人は限られています。
その人だけを特に優遇したいという気持ちも分からないではないですが。
提案
対象者の同伴者にも割引
これは、そのスキー場が実際に行っていたプロモーションです。
スキー場名と同じ名前ということは特別なことなので、特別なサービスがあっても仕方ないですね。
最後に
すいません。
単なるボヤキでした。
ただ、対象になることが永遠にない人にとっては疎外感を感じるので、もう少しプロモーションの内容を吟味していただければ嬉しいです。
コメント
そのボヤキ、共感!
簡単なのはわかるけど、非該当確定だと…ねぇ。
西武が杉ノ原も他のスキー場と同じ内容で売却したそうです。
杉ノ原だけなぜ今なのかな??
日本最古のフード付き4人乗りリフトの査定が難しかったかな??
新潟レジャースキーヤーさんに、共感していただいて嬉しいです。
「スキー場と同じ年齢」はまだ分からなくもないのですが、誕生日はどうしても不公平感が…。
西武からまとめて買ったのはシンガポールの政府系ファンドで、去年の斑尾に続いて杉ノ原を買ったのはその政府系ファンドの元日本支社代表が起こした不動産投資ファンドということです。
この不動産投資ファンドは2年前から妙高の土地を買い集めていて既に350ヘクタール(東京ドーム75個分)を所有していて、今後数年間で約14億ドル(2080億円)を投じ、ここを世界的な高級ブランドの店舗が並ぶショッピング街や世界の一流レストランで埋め、アスペンやウィスラーと肩を並べるような高級スキーリゾートに変貌させることをもくろんでいるそうです。
12月までに世界的な大手ホテルチェーン10社以上が参加した入札の落札者を少なくとも2-3社発表する予定で、2026年までに高級ホテルや数千人の従業員のための住宅などを建設することを目指しているとのことです。
ベースタウンだけで350ヘクタールは広すぎるように思われ、既存スキー場だけで世界的な高級スキーリゾートというのも無理がありそうですが、国定公園で新規スキー場開発はハードルが高いはずで、どこをどうするつもりなのかの詳細が気になっています。
写真は蔵王パラダイスのリフト下ですか~。見た瞬間に分かりました。
このシュプールは私のかもしれないので。笑
いやウソです、ここは滑走禁止なので私のではありません。
取って付けたような企画ではなく、集客のためならもっとちゃんと捻りなさいと確かに思います。
面白い記事ありがとうございました♪
ドジボさんのホームは蔵王だったんですね。
スキー場には、みんなが楽しめる企画をお願いしたいですね。
毎度のことだが、シーズン券所持者はスルーだな…