なぜ、日本の降雪量、パウダースノーは世界一?

スキー場 国内

日本中で雪が降り続いますね。

降雪は嬉しいのですが、1度にではなく、もっと長い期間で降ってほしいですね。

さて、今週のように、日本では大雪が降ることも珍しくありませんが、降雪量が世界一って知っていましたか。

そして、こんなに大量のパウダースノーが降るのは、世界で日本だけなんですよ。

偏西風

北緯30度(鹿児島県 屋久島あたり)から65度(ロシア シベリアの北部)にかけて、偏西風と呼ばれる風が、常に西から東に吹いています。

この風の影響により、海上で蒸発した水分が東に運ばれ、山にあたることで雪を降らせます。

ヨーロッパ・アルプス、北米ロッキー山脈など、世界中の有名なスキー場のほとんどは大陸の西海岸にあります。

しかし、これらの地域は降雪量は多いのですが、水分を多く含んでいてパウダースノーにはなりにくい地域です。

一方、大陸の上を東に向かうと、どんどんと水分が少なくなっていき、内陸部になるほどパウダースノーになります。

しかし、同時に水分が少ないということは降雪量が少なくなってしまいます。

これが、大陸の中央や東海岸に大きなスキー場が少ない理由です。

大自然のめぐみ、日本海

世界最大のユーラシア大陸の東端に位置する日本は、偏西風の影響で、本来であれば雪はほとんど降らない地域のはずです。

実際、北京オリンピックのスキー・スノーボード会場の雪の90%は人工降雪機で造られたそうです。

シベリア、韓国では雪はあまり降りません。

しかし、日本は世界で唯一、豪雪地帯にパウダースノーが降る、ものすごく珍しく、また最もめぐまれた国なのです。

その理由は、日本海の存在です。

ユーラシア大陸を横断してきて、カラカラに乾いた偏西風が、暖流の対馬海流が北上する日本海を横切るとき、水分が補給されて日本に雪をもたらします。

下の地図を見ていただければ直感的に分かると思いますが、日本海を横切る距離が長い上越地帯が日本で最も雪の多い地帯です。

しかし、水分を多く含むので雪は重めです。

一方、北海道は日本海を横切る距離が絶妙で、降雪量が多く、かつパウダースノーが降るという、世界でここにしかない、最高の地域になっています。

最後に

カナダのウイスラーとバンフに住んでいたことがあり、海からの距離と雪質は肌で感じていました。

ウイスラーは降雪量の多いスキー場ですが、新潟と同じような重い雪質です。(新潟の皆さん、すいません。)

一方、海から約900km離れているバンフは、数週間雪が降らないこともめずらしくありませんが、雪が降ればパウダースノーを通り越してアスピリンスノー(寒すぎて雪の結晶が壊れた針状雪)となります。

また、カナダで何度かヘリスキーもしました。

世界中からパウダースキーを求めてスノーヤーが集まるカナダに比べても、日本の方がはるかに豪雪で、そしてパウダー天国だと思います。

 

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