ここに1枚の1日券があります。
このリフト券で、何本のロープェイ、ゴンドラ、リフト等に乗ることができるでしょうか。
多くのリフト等に乗れる、お得感満載の1日券トップ5をご紹介します。
ここで立ち止まって、ちょっとだけ考えてみてくださいね。
トップ5
ルール
文字通り1日券1枚で利用できるゴンドラ、リフト等の本数で、2023/2024シーズンの各スキー場のホームページに掲載されている数とします。
アースホッパーやスノーリゾートクラブ「共通回数券」は、交換後の1日券で搭乗できるリフト等とします。
マジックカーペット、ロープトゥは数に加えません。
さあ、トップ5の発表です。
第5位
新潟県
Mt.Naeba1日券:29本
- 苗場スキー場 :12本(含むドラゴンドラ)
- かぐらスキー場:17本
年間利用者数:62.1万人(2022/23シーズン)
コロナ前までは、日本最大のスキーエリアで、唯一年間延べ100万人以上の利用者が訪れていました。
両スキー場の間にかかるドラゴンドラ(5,481m)は日本最長のゴンドラです。
第3位(同数)
北海道
ニセコ全山共通1日券:30本
- ニセコHANAZONOリゾート : 4本
- ニセコ東急グラン・ヒラフ :12本
- ニセコビレッジスキーリゾート: 8本
- ニセコアンヌプリ国際スキー場: 6本
年間利用者数:未発表
ニセコアンヌプリの山麓に広がる、日本を代表する4スキー場が3位にランクインしました。
これらのスキー場、効率よくゴンドラやリフトが配置されているので、広さに比べ本数が少なくなっています。
ニセコHANAZONOから、旧ワイススキー場にゴンドラをかける計画もあり、実現すれば一気にリフトの本数が増えます。
第3位(同数)
新潟県
三山共通1日券:30本
- 石打丸山スキー場 :14本
- ガーラ湯沢スキー場:11本
- 湯沢高原スキー場 : 5本
年間利用者数:56万人(2022/23シーズン:筆者推計)
ガーラ湯沢の開業により、石打丸山、湯沢高原が繋がり、広大なスキーエリアが誕生しました。
今シーズンから、石打丸山にリフトが1本加わりました。
リフト本数の中には、湯沢高原に2本、ガーラ湯沢に1本、石打丸山に1本のスノーエスカレーター、及び石打丸山のロープトゥは含まれていません。
第2位
山形県
蔵王温泉スキー場全山共通1日券
- 蔵王温泉スキー場:36本
年間利用者数:31.3万人(2022/23シーズン)
樹氷で有名な東北を代表するスキー場です。
湯治場としても有名な蔵王温泉街にあり、1年中観光客を魅了します。
リフトの主力は、24基のペアリフトです。
第1位
長野県
志賀高原全18スキー場共通リフト券
- 志賀高原マウンテンリゾート:47本
年間利用者数:86.6万人(2022/23シーズン)
断トツの1位は、志賀高原でした。
18のスキー場からなりますが、統合が進み現在は5社が運営を行っています。
リフト券の名称は、「志賀高原全スキー場共通1日券」と書かれていることもあります。
昨シーズンを持って、奥志賀高原のリフトが1本廃止となりました。
最後に
多くのリフトに乗れる1日券の1位、2位は、志賀高原と蔵王温泉という歴史のあるスキー場でした。
比較的、新しくできたゲレンデは輸送力の高いクワッドリフトを効率よく配置しているので、リフトの本数がそれほど多くありません。
蔵王温泉は利用者が多いとはいえ31万人ほどなのにリフト本数が多いということは、リフトの更新が進んでいなとも考えられます。
スキー場の魅力向上のために、索道への投資を頑張ってほしいですね。
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