スキーをしていて、体の左右差を気にしたことはありますか?

スキー

スキーは左右のターンを繰り返して斜面を滑り降りていきます。
仲間と楽しく滑るには左右差はあまり問題にはなりませんが、バッジテストを受験するなど見た目の美しさを求めると気になりだします。

そもそも人間の体は左右対称にできていません。
心臓、胃、小腸、大腸など、多くの内臓は左右非対称です。
両腕、両足も対象のように見えて、利き手、利き足があいるように、左右の筋肉のつき方に違いがあります。

骨盤の歪みと利き足

スキーをする上で特に大きな影響があるのが、骨盤の歪みと利き足です。
多くの人はボールを右足で蹴ります。
ということは、右足が利き足、左足が軸足です。
利き足は、繊細な動きが可能ですが、しっかりと乗り込むことが苦手です。
逆に、軸足はしっかりと体重を乗せることができますが、細かな調整が苦手です。
自然にできたコブを見ると良く分かりますが、右(左外足の)ターンは直線的に、左(右外足の)ターンは外に広がっている場合が多いです。

私は、足の器用さに加えて、右の骨盤が前に出ています。
目を閉じて足を揃えて立つと、右足のつま先が数センチ前に出てしまいます。
しかし、自分の感覚の中では、左右の足を揃えているのです。
このことにより、無意識に滑ると右ターン(左外足)谷回りで外向傾が強く出てしまい、左右のターンで差が出てしまいます。

矯正方法

この左右差をなくすためには、身体の歪みを矯正するのが一番ですが、なかなか難しいことです。
整体などで一時的に矯正することは可能ですが、日常生活の中でだんだんと元に戻ってしまいます。
根本的な解決方法は日常生活を改善することで、いろいろなことを試しています。

骨盤の矯正については、歩行時に左腰を前に出すことを心がけています。
また、最近、右足のつま先の向いている方向が、左足に比べ少し外を向いていることに気が付き、左右対称になるように気を付けています。

昔の話になりますが、私は右利きなので、左手をメインに使うように練習したことがあります。
その名残りで、今でも左手で箸を持ったり、PCのマウスを操作したりすることができます。

スキーでの左右差

左右の筋肉を同じようにつけ、同じように動かせるのが理想です。
普段の運動で筋肉のつき方を整え、同じリズムで滑れれば左右差は目立たなくなります。
しかし、完全な左右対称の人はいないので、同じリズムでターンをすると少しですがどうしても左右差がでてきます。

某元Nデモは左右のターンのリズムを少し変えることで調整をしていると言っていました。
一般のスキーヤーは、ここまでする必要はないですが、意識をして練習をして左右差を少なくしたいですね。

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