57年前の今日、1963年7月31日は観測史上最も早い初雪が富士山に降った日です。
しかし、よくご存じの方は、もっと早く富士山では雪が降るよ、と言われるかと思います。
そう、その通り。
富士山では、年中雪が降っており、5月、6月にも雪は降ります。
私が人生一度の富士登山を行った日は、8月の「大雪」の日でした(笑)
初雪とは
では、なぜ7月31日が一番早い初雪と言われるのでしょうか。
それは、初雪とは同じ観測地点で最も気温が高かった日の後に降る雪、という定義だからです。
なので、初雪が降ったと報道があっても後日訂正されることがあります。
先ほどお話しした私が登山した日は初雪、初冠雪だったのですが、その後最も気温の高い日があったため訂正されていました。
しかし、冬の訪れを知らせる富士山の初雪は、2004年9月30日に富士山山頂の有人観測所(富士山測候所)歴史に幕が降りたことにより発表されることはなくなりました。
代わりに甲府地方気象台が初冠雪を発表するようになりました。
冬の訪れを感じる言葉
ただただ冬が待ち遠しいので、冬を感じる言葉を並べてみました。
【初雪、初冠雪】 の他にも冬を感じる言葉はたくさんあります。
【紅葉、木枯らし一号】秋が深まってくることですね。
【霜月】 11月の別名です。
【初霜、初氷】 平地での冬の訪れを感じます。
二十四節気
暦の上では、あと1週間ほどで秋です。
【立秋】りっしゅう:今年は8月7日(金)です。
【処暑】しょしょ :ちょっと夏に戻ってしまいました(>_<)
【白露】はくろ :植物の葉に朝露がつきはじめるころ。
【秋分】しゅうぶん:団子のおいしい季節です(笑)
【寒露】かんろ :さむさを感じはじめますね。
【霜降】そうこう :霜が降りはじめるころ。
【立冬】りっとう :もう冬です。
【小雪】しょうせつ:天然雪のスキー場がオープンするころ
【大雪】たいせつ :たくさんのスキー場がオープンするころ
【冬至】とうじ :ほとんどのスキー場がオープンするころ
最後に
明日から8月。
あと、2か月半ぐらいで人工雪のスキー場がオープンです。
もう少しの辛抱です。
コメント