2025年1月26日(日)、ガーラ湯沢スキー場で、うん十年振りにプライズテストが開催されました。
プライズ検定
検定コース
ガーラ湯沢でプライズテストが行われると発表になった時、どのコースで行われるか、多くの噂が流れました。
数十年前に開催されたときは、南エリアや中央エリアが利用されましたが、今回は北エリアで行われました。
ガーラ湯沢スキー場 HPより
総合滑降・大回り
総合滑降と大回りは、通称スクールバーンと呼ばれるジョアンナA(N5)で行われました。
このコースは斜度ゆるく、距離が短く、まさかここが利用されるとは思いませんでした。
特に総合滑降のリズム変化は1回しか入れることができず、正直、見ていてつまらないものでした。
小回り
小回りは通称ポールバーンと呼ばれるスーパーブロードウェイ(N3)で行われました。
通称の通り、週末はポール練習用のバーンで、一般の人が滑ることができません。
急斜面でフルカービングで滑ることは難しいバーンです。
奥に見えているのが、総合滑降・大回りのコースです。
不整地小回り
スーパースワンの俗称尾根コースで行われました。
普段は形の良いコブが出来ないので、1週間ぐらい前からスクールのスタッフがコブを造っていました。
斜度があり、難コースです。
テクニカルプライズは、ラインを外さずに完走出来れば合格点がでていました。
見えにくいのですが、3レーンあります。
検定員
検定はクラウンプライズとテクニカルプライズの2班に分かれて行われました。
新潟県の検定員は、ほとんどの場合、現・元デモンストレーターが行います。
森田夫妻は東京都連所属で、新潟県の検定に初登場かもしれません。
クラウンプライズ
- 栗山未来 ナショナルデモンストレーター
- 本間佳史 元SAJデモンストレーター
- 森田昴也 SAJデモンストレーター
テクニカルプライズ
- 岡田慎 ナショナルデモンストレーター(県連派遣)
- 栗山太樹 ナショナルデモンストレーター
- 森田優香 SAJデモンストレーター
受験者と合格者
結果を見た時、合格者数の多さに驚きました。
過去10回近くの検定を見てきましたが、他の会場の2~3倍の合格率です。
各受験者の種目別点数も確認しましたが、+2点以上の種目が多くびっくりしました。
たまたま上手い人が多かったのかもしれませんが、あまりにも高い合格率です。
もしかしたら、採点基準が大きく変わったのでしょうか。
クラウン
- 受験者数:32名
- 合格者数:6名
- 合格率 :18.8%
テクニカル
- 受験者数:53名
- 合格者数:13名
- 合格率 :24.5%
過去の合格率を載せてあります。
テクニカルプライズ 新潟県の合格率と合格のポイント はこちら
クラウンプライズ 新潟県の合格率と合格のポイント はこちら
コメント
コンディションも味方に付けた強者が多かったんじゃないですか??
スキー場やパトロール側の事情もあるのかなぁ?
人手不足だったり。。。
他のスキー場も考えた時に、コースやリフトが廃止されたり、できなくなっちゃうからかなぁ?
逆にプライズと同じ斜面で2級検定するのもどうなの?って思う開催場所もありますし。。。
斜面設定の定義って有って無い状態なのかなぁ?
プライズの総合滑降・大回りは、1級、2級と同じ場所なんです(^^;
今年、後から実施されるプライズの合格率がどうなるのか興味深いですね。
どこの県連も目合わせってしてるんですよね??
まあ大回りは3ターン?4ターン?見ればわかるかぁ。。。
はい、他の会場の合格率が気になります。