【滑走日誌23-7】シーズン終盤、雪出しが続くガーラ湯沢スキー場

スキー場 国内

春はお別れの季節、日本のスキー場のシーズンは、いつか終わりを迎えます。
運行するリフトが少なくなり、滑走できるコースが減り、コース幅が狭くなり、そしてスキー場の営業が終了します。
ガーラ湯沢スキー場も、最終コーナーに差しかかりました。
4月11日までの状況を写真を交えながらご紹介します。


出典:ガーラ湯沢HPより

 

南エリア

最終営業日:3月19日(日)

新雪が降った後に賑わう南エリア、湯沢高原スキー場とロープウェイ・ランドーで連絡されています。
例年通り、湯沢スノーリンク(三山連絡)終了と共にエリアが閉鎖されました。

 

ローマンホリディ

最終営業日:3月26日(日)

石打丸山スキー場との連絡コース、ローマンホリデー。
例年、湯沢スノーリンク(三山連絡)終了と共にコースが閉鎖されますが、今年は1週間延長営業を行いました。
人手不足により、営業開始が遅れたので、延長営業を行ったのかもしれません。

リフト・ティルバリーの搬器は外され、ビニールシートがかけらています。
奥に見えるのはジョアンナコースです。

 

下山コース

最終営業日:3月28日(火)

下山コースが出来たことにより、営業開始後にゴンドラが止まるほどの風が吹く可能性があっても、スキー場の営業が出来るようになりました。
下山コースが終了したということは、強風で営業中止になる可能性が高まったということです。

 

スワン上部

最終営業日:3月29日(水)

北エリアの迂回コース・スワン。
春になり初心者が少なくなったことによりコースが閉鎖され、雪出しを行っています。
スワン下部はパークがあるので、雪が無くなるまで営業します。

 

ジョアンナ

最終営業日:4月2日(日)

下山コースの出発点、ジョアンナコース、夢の鐘展望台からの見晴らしは絶景です。
残雪の量に関係なく、春営業になると閉鎖されます。

最終営業日の写真です。
左下に伸びているのが下山コース、右下は中央エリアです。

 

ゲレンデの営業終了後に某雑誌の撮影があったため、リフト・シャリオの搬器が取り付けられたままです。
この写真を撮影した日の夕方には、搬器が取り外されていました。

 

スーパースワン

最終営業日:4月7日(金)

コブ好きが集まる非圧雪コース・スーパースワン。
谷になっているので雪は十分ありますが、滑り出しの急斜面の雪が溶けてしまい、コース閉鎖となります。

中央奥がローマンホリデーコース、右側がジョアンナコースです。

 

メロディ

最終営業日:4月9日(日)

メロディコースの下にはピスラボが敷いてあり、まだまだ滑走が可能ですが、初心者が少なくなるので春営業が始まるとコースが閉鎖されます。
残雪は、ゴンドラ降り場とリフト乗り場の間のメンテナンスに利用されます。

 

グルノーブル

最終営業日:4月9日(日)

グルノーブルは高津倉山(1181m)山頂から滑り降りるコースで、最も雪の厚みがある場所です。
昨年は最終日の5月5日まで滑走可能でした。
今年はエンターテイメントとジジコースの維持のため、グルノーブルの雪を利用します。
今後、グルノーブルの雪を削り、リフト・ソーシャブルの横に巨大な雪山を造ります。
その雪山の大きさで、最終営業日がだいたい分かります。

 

洗い場

春になると、2か所に板洗い場が用意されます。
ゲレンデに撒いた雪面硬化剤(硫酸アンモニウム)がソールに付着し、エッジが錆びやすくなっているので、しっかりと板を洗ってお持ち帰りください。

下りのゴンドラ乗り場、入り口横

 

スキーセンター・カワバンガ2F、裏手の駐車場。
こちらの水圧は強いです。

 

 

【滑走日誌23-6】春だ、コブだ、ガーラ湯沢だ!! はこちら
【滑走日誌23-8】営業は4月23日(日)まで!? ガーラ湯沢スキー場 はこちら

コメント

  1. やっぱり最終コーナー回ってしまいましたかねぇ。。。
    暖冬ではなかった?4月上旬の光景じゃないですよね。
    グルノーブルの底が抜ける気配の無い凸凹が悲しい。。。涙

    これから先、雨予報が多いのが…
    春に雨の中滑る根性は持ち合わせて
    おりません…
    最終コーナー後、ピットレーンかも。。。涙

    • この時期なので、雨は仕方ないですね。
      自然には逆らえないので、なるようになると思っています。