今年の春の訪れは早く、ポカポカ陽気が続いています。
スノーヤーにとっては心がどんよりとする天気ですが、落ち込んでばかりはいられません。
春には春の楽しみ方、そうコブを思いっきり楽しもうではありませんか。
コブ、コブ、コブ
ガーラ湯沢スキー場には、周辺のスキー場が終わりを迎えると多くのコブ好きが集まってきます。
ゲレンデが柔らくなっていることと相まって、全てのゲレンデの端にはコブのラインが出来上がります。
グルノーブル
ガーラ湯沢の春コブと言えば、高津倉山の山頂から滑り降りるグルノーブルコースです。
中斜面から急斜面に落ち込むコース、上から下まで全てコブで繋がります。
昨年までは両端からコブを造り始め、段々と真ん中もコブとなっていましたが、今年は中央から造り始めています。
毎年、崖に落ちる人がいたのでコブの場所を変更したのでしょうか。
早朝、リフト営業開始前に、スクールのみなさんがコブのラインを造っています。
グルノーブル上部、午後には2列のコブができていました。
右がスクールコブ、左がモーグラーさんが造ったコブです。
グルノーブル下部、どんどん深くなっていきます。
10年前は、通しで滑れたのですが(^^;
エンターテイメント
メインコースのエンターテイメント、斜度変化の少ない中急斜面が400mほど続きます。
コブは両端に造られるので、途中でコースが曲がっていたり、多少の斜度変化があり練習には最適です。
フォールラインに向かって右側のコブ、中斜面、緩斜面、中斜面、緩斜面と続きます。
フォールラインに向かって左側のコブ、中斜面から急カーブして緩斜面に入る場所が難所です。
スーパーエンターテイメント
スーパーエンターテイメントコースは急斜面で、初心者コースに滑り込むレイアウトだったので長い間閉鎖されていましたが、数年前から合流地点を細く初心者コースと平行にし再開しました。
ここは、あまり圧雪を行わないので、シーズン中でもコブができています。
春になり、コブが成長してきました。
何本もコースがあるように見えますが、終点は1か所なので、隣の人と重ならないようにご注意ください。
ブロードウェイ
ブロードウェイコースは、上部と下部に分かれていて、下部は急斜面です。
最近はキッカーが造られるようになったので、片方の端にのみコブができます。
ここは日が当たらないので、比較的硬めです。
あくまで、直射日光が当たっているゲレンデに比べてということですが。
ブロードウェイ上部。
ブロードウェイ下部、結構な斜度があり、見えなくなったところから更に落ち込んでいます。
スーパースワン
元祖コブコース、スーパースワン。
谷と尾根の2本のコブコースができていました。
雪は十分あるのですが、入り口の急斜面の雪が溶けるとコースが閉鎖されます。
入り口が狭くなってきました。
他のゲレンデにコブが出来る春になると、人は少なめです。
板洗い場
既に板洗い場ができていました。
春は雪面硬化剤(硫酸アンモニュウム)をたっぷり撒いているので、濡れた状態で板を放置すると直ぐにエッジが錆びてしまいます。
この時期、水洗いができるのは嬉しいですね。
チェアーズ横(帰りのゴンドラ乗り場)
カワバンガ2F出口(下山コース終点)、駐車場横
最後に
春コブの形は、造り始めた人に大きく影響されます。
モーグル系の人が造り始めると、細かいピッチ(3~3.5mぐらい)となり、基礎系の人が造ると広めのピッチ(4m前後)になります。
どちらもどんどん成長していき、夕方にはえぐれた深~いコブとなります。
斜度やピッチ、そして時間によって深さを選んで滑れるので、自分の好みのコブで楽しんでください。
【滑走日誌23-5】高津倉山山頂に異変が!? 融雪が進むガーラ湯沢スキー場 はこちら
【滑走日誌23-7】シーズン終盤、雪出しが続くガーラ湯沢スキー場 はこちら
コメント
今シーズンは雪溶けが早いし、
もう辞めとこうかなぁ。なんて
考えてましたが…
所長さんの写真は攻撃力が高過ぎる。
やっぱりもう1日位行こうかなぁ。
ガーラはコブにチャレンジする人や
苦手な人にも良さそうですね。
圧雪されている端にあるのが
すごく良いと思います!
ほとんどのスキー場は
緩いか急かで中間な斜度が無かったり。
掘れ掘れで手頃なの無かったり。
入る時はちゃんと上から滑って来る人が
いないか安全確認お願いします。
もう1日とは言わず、2日でも3日でも滑ってください。
ちょっと足を伸ばして、ガーラ湯沢までお越しください(^^)