3月21日(日)、プライズ検定が行われる岩原スキー場に行ってきました。
と、いっても受験者としてではなく、ビデオ係としての参加です。
最高の撮影日和
この日はあいにくの雨模様で、昼過ぎから大雨の予報です。
風景の撮影であれば残念な状況ですが、検定の撮影にとってはもってこいです。
太陽の光がないのでモニターが見えやすく、滑走者をすぐ探せます。
また、霧などがでていないので、ビデオカメラの焦点がすぐに合ってくれます。
心に余裕がある状態で、ビデオ撮影を行うことができました。
前回は撮影に失敗したので、撮り終えた時にはホッとしました。
最悪のゲレンデコンディション
一方、受験者にとってゲレンデは最悪のコンディションでした。
クラウンプライズは、小回り、総合滑降、大回り、不整地小回りの順番で行われます。
種目毎に違うゲレンデを使うのですが、それぞれ異なった難しさがありました。
小回り
小回りは最大斜度35度のテクニカルコースの上部で行われます。
写真に写っている椅子の脚の長さを見比べてください。
ゴール地点でも斜度30度前後はあるのではないでしょうか。
この日はガンガン雪面硬化剤(硫酸アンモニウム)を撒いて、カリカリの急斜面になっていました。
加えて、コース内に圧雪車のキャタピラーの跡も残っていて、難易度の高い斜面でした。
総合滑降
総合滑降は小回りのゴール地点をスタートし、テクニカルコースの中央部を利用します。
適度な硬さでゲレンデコンディションは良かったのですが、強い南風(向かい風)が受験者を苦しめたようです。
大回り、不整地小回り
そして、最後の難関が大回り(右)と不整地小回り(左)が行われるチャレンジコースです。
このコースは、最大斜度23度、平均斜度18度という、プライズ検定にしては緩やかな斜面で、スピードに乗るのに苦労します。
加えて、気温もあがりゲレンデはシャバシャバで、雪面硬化剤を入れているようですが、あまり効いていませんでした。
この斜面があるので、岩原で行われる検定は難しいと言われています。
検定終了後にコブ斜面を4、5本滑りました。
中斜面にできた、左右均等な深くないコブ、縦でも、回しても思い通りの滑りができました。
このコブで高得点を出すには、プラスアルファの要素が必要そうです。
テクニカルの受験者数は74名と、クラウン受験者39名の倍近い人数がいたので、検定終了時刻に1時間ぐらい差がありました。
クラウン検定の合格発表の後、残念ながら反省会となったレストランに向かいました。
食後、テクニカルプライズの合格発表を見に行きました。
合格発表直後から天気予報通り本降りの雨となり、そのまま岩原スキー場を後にしました。
最後に
強い雨、風の予報でしたが、検定中は大きく天候が崩れることがなく良かったです。
年に一度のみ訪れるゲレンデなので、もう少し楽しみかったのですが、天候にはかないません。
また、来シーズン行きたいと思います。
【滑走日誌21-13】強風の日は神立スノーリゾートへ はこちら
【滑走日誌21-11】いろいろもらいました、雨の中も充実の神立スノーリゾート はこちら
コメント