俺流、新雪の楽しみ方(滑り方)

スキー

雪、雪、雪、うきうきする天気予報ですね。
今日は、自称(元)パウダージャンキーのわたくしが、俺流のパウダーの楽しみ方をご紹介したいと思います。
誰にも教えてもらっていないので、完全に我流です。
真似をするか、しないかは、あなたしだいです(笑)

道具

一番パウダーを滑っていたのは、カナダ在住時で、えんぴつ板の時代でした。
月日は流れ、カービングスキーが普及した今、普通の板でも新雪のなかで浮きまくります。
ファットスキーも履いたことがあり、楽しいことは知っていますが、逆に浮きすぎてしまいせっかくのパウダーに沈まず、もったいない気がしています。

ただ、経験上、スキーで滑れるのは板を付け静止した状態で、膝下ぐらいまでの積雪ですね。
膝上の雪で、30度の斜面を板をはいた状態で、歩くように降りたときはファットスキーが欲しくなりました。
新潟の少し重たい雪の話なので、北海道のような軽い雪だと太ももまで埋まっても、警戒に滑れるかもしれません。

滑り方

パウダーでは二つの滑り方を使い分けています。

雲の上を浮遊

好きなのは雲の上をふわふわと浮遊しているような滑り方です。
なんのことか分からないですよね。
軽めの雪で、急斜面のゲレンデの滑り方です。
板を(斜面ではなく)重力に垂直方向に近くして、切替で上に伸びあがりながら、ぽ~ん、ぽ~ん、ぽ~ん、という感じで、ふわふわと空中遊泳をしているかのように飛び跳ねながら降りていきます。
この感覚が、(想像ですが)まるで雲の上にで浮遊しているかのように感じます。
幸せいっぱいの滑り方です。

万能な滑り方

もう一つが、どのような斜面、雪の量でもできる滑り方で、いたって簡単、コブの滑りと全く同じです。
前後のポジションも同じ、切替も同じ、少し違いがあるとすれば、雪面からの反動がまろやかなので、縦長なターンになることぐらいでしょうか。
スピードコントロールは切り替え時にピボット操作で、板の進行方向を調整することで行います。
ゆっくり滑りたければ、板を横にする量を大きくし、深回りをします。
スピードを出したければ、板をフォールライン方向に向け浅回りにします。
ポイントは前後のバランスです。
コブと同じで前に乗りすぎると、テールを押し出すような急激に進行方向を変える動きになり、バランスを崩す確率が高くなります。

気を付けていること

新雪を滑る上で、大事にしていることがあります。

左右の板を平行にする

上下差は多少あっても良いのですが、板と板の間を一定にして、同じ傾きになるようにしています。2本の板をモノスキーのように、あたかも一枚の板のように使うイメージを持っています。

急激な動きをしない

一番重要なことは、急激な動きをしないことです。
特に、進行方向を自分の力で変えようとしないことです。
新雪でも雪面抵抗があり、板のトップに抵抗を感じ始めた時にピボット動作を行うと、板がよく回ります。
スピードは切替後の板の進行方向で回転弧を調整することでコントロールしています。

最後に

これらの滑り方は、誰に教えてもらったわけでもなく、また誰の真似をしたわけでもない、完全な俺流です。
新雪の場合は形ではなく、楽しんだもの勝ちだと思っています。
もっと、楽しい滑り方があれば、ぜひ教えてください。

 

新雪キャッホー 標高差 11,000 m の思い出 Whistler Mountain はこちら

コメント

  1. ついつい基礎板で新雪に入って、定期的にでんぐり返ししてるのは私だけでしょうか?
    こちらの雪は重いのでタイミング悪く重さを食らうとどんどんトップが潜って行きます。。。涙
    アカンかもと思った時には前転です。

    スキー場の雪質発表も「パウダー」とあったりしますが。。。
    こちらの県にパウダーが存在するのかいささか疑問です。

    近頃の検定関係再アップありがとうございます。
    子供にはとりあえず受けてから考えようぜと話してます。