月日は流れ、5回目のテクニカル受験を行ったのは、4回目から8年が経っていました。
この間にスキー人生を変える大事件がありました。
まだの方は初回からご覧ください。
【1、2回目】現実が分かっていなかった、テクニカル受験記 はこちら
【3、4回目】初めての種目別合格点、テクニカル受験記 はこちら
スキー人生の転機
骨折、リハビリ
2006年3月、4回目の受験の翌月にスキー中に骨折をしてしまいました。
右足の脛骨・腓骨の粉砕骨折で、60日間の入院です。
大変珍しい(ひどい)骨折であったようで、10数人の整形外科のほぼ全員の先生が手術を見られていたそうです。
ちなみに、通常の脚部の骨折であれば、入院は2~3週間です。
手術前には、歩けなくなることも覚悟するように言われていましたが、医師や看護師のみなさんのおかげで手術は大成功。
退院してから数年は、スキーどころか普通の生活に戻るためのリハビリを続けていましたが、この話は別の機会に。
コブとの出会い
この話も何度かブログで書いたことがありますが、ひょんなことからコブレッスンに入ることになり、滑りの中で一番脚力を使わないコブが楽しくなりました。
と言っても、ほとんどの人には信じてもらえないと思いますが、一番脚力を使う滑りは整地大回りで、コブは筋力の無い人には優しいのです。
脚力を必要とする滑りは、次の順になります。
- 整地大回り(カービング)
- 整地小回り(カービング)
- 急斜面小回り
- コブ
必然的に足への負担が少ないコブを滑る機会が増え、コブが上達していきました。
あっ、誤解の無いように言っておきますが、硬いコブや急斜面のコブは脚力を使うので滑れません。
テクニカル検定 5回目
右足の筋力は左足に遠く及びませんが、斜度があっても雪が柔らかければ大回りが出来るようになったので、久しぶりに受験してみることにしました。
検定種目
8年の間に、検定種目が少なくなっていました。
- 総合滑降
- 大回り 整地
大回り 不整地>>廃止中回り>>廃止- 小回り 整地
- 小回り 不整地
私にとって、3重の喜びです。
1点目は、滑り方の全く分からない、中回りが廃止されました。
これで減点が少なくなることは確定です(^.^)
2点目は、不整地大回りが無くなったことです。
脚力に問題があるので、同種目が検定種目にある間は受験することは無かったでしょう。
そして、3点目は検定時間が短くなったことです。
越後湯沢近辺のテクニカル受験者はとにかく多く、時には100名を超えることもあります。
1人6種目滑っていたら、終わりが2時を過ぎることも。
本当に、4種目になって良かったです。
戦略
4回目の検定までは74点を目指していた不整地小回りですが、受験時には一番の得意種目になっていました。
前回、整地小回りで合格点がでたので、不整地小回りと共に合格点は出るだろうと思っていました。
問題は大回りです。
勝算があったわけではありませんが、まぐれで合格点がでないか、変な期待をしていました。
事前講習
新潟県スキー連盟主催のプライズ検定の事前講習は、斜面の下に3名の検定員が間をあけて並び、手があがったら、その検定員に向かって滑り降りコメントをもらいます。
だいたい1時間ずつ、午前、午後で4種目の事前講習が行われます。
受験生が多いので、各種目2回、巡り合わせが悪いとコメント1回ということもあります。
前日のコメントで点数が大きく変わるわけではありませんが、コメントは多くもらいたいと思うのが受験者の心情です。
検定
検定の前走は、元石打丸山スキー・スノーボード学校所属で、スキーハーフパイプ、オリンピック銅メダル、W杯総合優勝の小野塚彩那選手でした。
小野塚選手、なんとツインチップ(トップとテールが上に曲がった形状)の板で登場です。
滑りは、さすがです。
上手すぎて、なんの参考にもなりません(笑)
さて、自分の滑りですが、大回りでは、スピードを落とさないことを意識して初の74点がでました。
小回りは合格点が出ると思っていたのですが74点でした。
滑走後には75点だと思っていたのに、何が悪かったか分かりません。
まだ、安定して合格点がでる滑り方が身についていなかったようです。
不整地小回り、少し硬めでコブが成長してきたので、横ずれを大多く安全に完走し、予定通り合格点が出ました。
受験日 :2014年3月
会場 :石打丸山スキー場
検定種目とゲレンデ
総合滑降 :74点(ホピヒラーコース)
大回り :74点(ホピヒラーコース)
小回り :74点(ホピヒラーコース)
小回り 不整地:75点(大丸山ゲレンデ)
テクニカル検定 1~5回目までの得点一覧
比較をするため、4種目のみ抜き出しました。
こうやって並べてみると、毎回1点づつ上得点がっていることが分かります。
このペースでいけば、あと3回受験すれば合格です(笑)
回数 | 受験日 | 検定会場 | 4種目 合計 |
総合 滑降 |
大回り | 小回り | 小回り不整地 |
1回目 | 1994年 | 黒姫高原 | ? | ? | ? | ? | ? |
2回目 | 2004年4月 | 志賀高原 | 294(-6) | 73 | 73 | 74 | 74 |
3回目 | 2005年3月 | 鹿島槍 | 295(-5) | 74 | 73 | 74 | 74 |
4回目 | 2006年2月 | 鹿島槍 | 296(-4) | 74 | 73 | 75 | 74 |
5回目 | 2014年3月 | 石打丸山 | 297(-3) | 74 | 74 | 74 | 75 |
最後に
なんとかなるかもしれないと思って臨んだ検定ですが、現実は甘くなかったです。
コブを滑っているときは、はっきりと自分の滑りが分かりましたが、他の種目では合格点の基準が分からないまま滑っていました。
これが、点数の違いにでていると思います。
すなわち、自分の滑りが分かっていないと、合格には近づけないということだと思います。
(どこまで)つづく。
【6回目】石の上にも四半世紀、テクニカル受験記 はこちら
SAJ、SIAスキー検定(バッジテスト)のまとめ はこちら
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