テクニカル検定3回目と4回目の受験記です。
まだの方は、1回目と2回目の受験記からお読みください。
【1回、2回目】現実が分かっていなかった、テクニカル受験記 はこちら
過去のメモを見直すと2回目の志賀高原での受験から、3年連続で受験していました。
ツアーバスでゲレンデに通っていたので、一人で週末に泊まれるということで、鹿島槍によく行くようになり、3回目と4回目は同スキー場で受験しました。
当時の名称はサンアルピナ鹿島槍スキー場です。
テクニカル検定 3回目
車の無い私にとって、鹿島槍スキー場は、ツアーバスで行ける最高のスキー場でした。
また、センターハウス内に一人で宿泊できるドミトリィ(相部屋)があり、お財布にも優しいスキー場です。
ツアーバスは朝6時前にゲレンデに到着し、早朝営業を行っているゲレンデで直ぐに滑ることができます。
食後も、ナイターを滑ることが可能です。
事前講習
当時はスクールにも入ることなかったので、雑誌や本で滑り方を学んでいました。
また、一人で滑りに行くことが多く、ビデオ撮影もあまり行っていません。
雑誌の特集などで、「内足の使いかが重要」、「内スキーをたわませろ」などと言われていたので、内足への荷重の練習をよく行っていましたが、方向性が間違っていたようです。
事前講習で、「内足ターンの練習のような滑りだね」と指摘を受けました。
要は、内足のアウトエッジに乗り、やじろべいのようにバランスをとっているだけの滑りになっていたのです。
検定結果
受験日 :2005年3月
会場 :サンアルピナ鹿島槍スキー場(現HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場)
検定種目とゲレンデ
総合滑降 :74点(?)
大回り 整地 :73点(?)
大回り 不整地:73点(遠見グランドビューA下部)
中回り :72点(遠見グランドビューB下部)
小回り 整地 :74点(遠見グランドビューC下部)
小回り 不整地:74点(コース5-B)
検定2回目から、総合滑降で1点だけあがりましたが、まだまだ合格には遠いです。
テクニカル検定 4回目
この年は少し進歩したようで、合計点で3点あがり、そして、整地小回りで初の合格点「75」が出ました\(^o^)/
練習を検定会場と同じスキー場で行うことの最大のメリットは、検定を行うゲレンデに合わせた滑りを練習できることです。
整地小回りの検定は、遠見グランドビューCコース下部の急斜面で行われていました。
横幅が広く斜度が一定で滑りやすいコースですが、暴走する人が多く、スピードを出すことよりも制御することだけを考えていました。
合格点がでたのは、小回りの滑り方が上達したと言うよりも、その斜面特化型の滑りをしていたのだと思います。
もう一つの小回り種目、不整地(コブ)の進歩はあまりみられず、転ばずに滑ることで74点を目指していました。
他の種目で加点をして、合格するという目論見だったと記憶しています。
この大回りの点で、笑えますね。
検定結果
受験日 :2006年2月
会場 :サンアルピナ鹿島槍スキー場(現HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場)
検定種目とゲレンデ
総合滑降 :74点(?)
大回り 整地 :73点(?)
大回り 不整地:74点(遠見グランドビューA下部)
中回り :73点(遠見グランドビューB下部)
小回り 整地 :75点(遠見グランドビューC下部)
小回り 不整地:74点(コース5-B)
検定初回から4回目までの得点一覧
合格には程遠い点数ですが、少しづつでも点数があがっていたので、モチベーションが保てていたのだと思います。
もし、点数が変わっていなかったら、とっくにあきらめていたかもしれません。
回数 | 受験日 | 検定会場 | 合計 | 総合滑降 | 大 回 り 整地 |
大 回 り不整地 |
中回り |
小 |
小 回 り 不整地 |
制限滑降 |
1回目 | 1994年 | 黒姫高原 | ? | ? | ? | ? | 〇 | |||
2回目 | 2004年4月 | 志賀高原 | 439 (-11) |
73 | 73 | 73 | 72 | 74 | 74 | — |
3回目 | 2005年3月 | 鹿島槍 | 440 (-10) |
74 | 73 | 73 | 72 | 74 | 74 | — |
4回目 | 2006年2月 | 鹿島槍 | 443 (-7) |
74 | 73 | 74 | 73 | 75 | 74 | — |
最後に
この後、ある事件が起こり、検定から遠ざかることになります。
そのことが、吉と出るか凶と出るか?
【5回目】前走は五輪銅メダリスト、テクニカル受験記 はこちら
SAJ、SIAスキー検定(バッジテスト)のまとめ はこちら
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