今年の冬は大雪!? ラニーニャの可能性が高くなりました(^.^)

スキー・スノーボード・雑記

2024年8月9日、気象庁 大気海洋部からエルニーニョ監視速報(2024年7月の実況と2024年8月〜2025年2月の見通し)の発表がありました。

年内は平常が続く可能性(40%)よりも、ラニーニャになる可能性(60%)が高く、雪に恵まれそうです(^.^)

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エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値

「5月までの経過(観測値)を折れ線グラフで、大気海洋結合モデルによる予測結果(70%の確率で入ると予想される範囲)をボックスで示している。
指数が赤/青の範囲に入っている期間がエルニーニョ/ラニーニャ現象の発生期間である。
エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値はその年の前年までの30年間の各月の平均値。」
気象庁のHPより

8月の予想

7月の予想です。
8月のグラフと見比べると、5月の観測値(赤い折れ線)が予想通り黄色いボックスの中に入っていることが分かります。
そう、予想通りに進んでいるということです。

 

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エルニーニョ現象とラニーニャ現象

雪山好きの方であればご存じだと思いますが、忘れてしまった方のために簡単に説明します。

エルニーニョ現象とは太平洋の日付変更線付近の赤道域から南米海岸にかけての海面水温が平年より「高く」なる現象です。
その影響で、日本付近では夏に太平洋高気圧の張り出しが弱くなり気温が低く、冬に西高東低の気圧配置が弱まり気温が高くなります。
ラニーニャ現象はエルニーニョ現象の逆で、太平洋の日付変更線付近の赤道域から南米海岸にかけての海面水温が平年より「低く」なる現象です。
その影響で、日本付近では夏に太平洋高気圧の張り出しが強くなり気温が高く、冬に西高東低の気圧配置が強まり気温が低くなります。
そうです、ラニーニャになると雪が沢山降るのです。

2年続けて暖冬でしたが、今年の冬は期待が持てそうです(^.^)

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