2024年11月11日、気象庁 大気海洋部からエルニーニョ監視速報(2024年10月の実況と2024年11月〜2025年5月の見通し)の発表がありました。
ラニーニャ現象時の特徴が明確になりつつあると発表がありました。
「今後、冬にかけてラニーニャ現象時の特徴が明瞭になるが、春までは続かないため、ラニーニャ現象の定義を満たす可能性もある(40%)が、平常の状態が続く可能性の方がより高い(60%)」
エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値
「5月までの経過(観測値)を折れ線グラフで、大気海洋結合モデルによる予測結果(70%の確率で入ると予測される範囲)をボックスで示している。
指数が赤/青の範囲に入っている期間がエルニーニョ/ラニーニャ現象の発生期間である。
エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値はその年の前年までの30年間の各月の平均値。」
気象庁のHPより
11月の予測
先月の予測とほぼ変わらずです。
10月の予測
9月の予測
8月の予測
7月の予測
エルニーニョ現象とラニーニャ現象
雪山好きの方であればご存じだと思いますが、忘れてしまった方のために簡単に説明します。
エルニーニョ現象とは太平洋の日付変更線付近の赤道域から南米海岸にかけての海面水温が平年より「高く」なる現象です。
その影響で、日本付近では夏に太平洋高気圧の張り出しが弱くなり気温が低く、冬に西高東低の気圧配置が弱まり気温が高くなります。
ラニーニャ現象はエルニーニョ現象の逆で、太平洋の日付変更線付近の赤道域から南米海岸にかけての海面水温が平年より「低く」なる現象です。
その影響で、日本付近では夏に太平洋高気圧の張り出しが強くなり気温が高く、冬に西高東低の気圧配置が強まり気温が低くなります。
そうです、ラニーニャになると雪が沢山降るのです。
2年続けて暖冬でしたが、今年の冬は期待が持てそうです(^.^)
コメント
カマキリの卵が高い枝にある年は雪が多い!
そんな迷信めいた話し、聞いたことありますが本当のところはどうなんでしょうね。
合理的な話なので、当たりそうな気がするのですが…。
で、一昨日、庭で見つけたカマキリの卵。ナント私の目の高さの枝に!!
例年腰の高さ程度でしたが、庭のカマキリの卵降雪予報では、雪、多そうです。
スタッドレスも新調し、準備万端。
gapさん、はじめまして。
カマキリ予報、私は(都合の良い時だけ)信じます(^.^)
人の背丈ほど、積もってほしいですね。