実現可能な巨大なスキー場 長野県小谷村

スキー場 国内

Hakuba Valley(ハクバ バレー)の最深部、パウダースノーで有名な長野県小谷村の実現可能な巨大なスキー場についてです。

OTARI(小谷)パウダー・パラダイス(仮称)

長野県小谷村(おたりむら)には、パウダーパラダイスの3つのスキー場があります。
それは、大町市(白馬村)方面から、栂池高原スキー場、白馬乗鞍温泉スキー場、白馬コルチナスキー場です。
白馬乗鞍と白馬コルチナは既に繋がっていて、個別のリフト券と共に共通リフト券も販売されていましたが、2022/2023シーズンから1日券は共通券のみ、そして共通シーズン券の販売が開始されました。

ここに、白馬乗鞍と栂池を分ける谷に、リフトをかければ「OTARI(小谷)パウダー・パラダイス」の完成です。
地図を見ていただければお分かりのように、広大なスキーエリアです。

 

白馬乗鞍温泉と栂池を隔てる谷です。

白馬乗鞍温泉 アルプス第1ペアリフト降り場から、栂池高原チャンピオンゲレンデまで約400mの移動用リフトをかければ、3つのスキー場が繋がります。

白馬乗鞍温泉 新設ペアリフト

2022/2023シーズン、かねてより噂のあった白馬乗鞍温泉スキー場上部のパウダーエリアにペアリフト(アルプス第11ペアリフト)が新設されます。

「新設されるのは、アルプス第5高速ペアリフト横より乗車し、標高1,598m地点まで乗車するリフト。アルプス第1ペアリフト乗場までの標高差は898mとなり、「ハクバ」ロングランコースが完成します。5月20日に起工し、以降、工事と並行して滑走可能コースの整備を進めていきます。
また、スキーだけでなくバックカントリーやグリーンシーズンの観光スポットとしても期待のリフトです。」プレスリリースより引用

【考察】パウダーを求めてペアリフト新設、勝負に出ました白馬乗鞍温泉スキー場 はこちら

スキー場のデータ

3つのスキー場が統合でしてできるOTARI パウダー・パラダイス。
利用客数で、エイブル白馬五竜・Hakuba47、白馬八方尾根を抜き、地域最大にして、日本4位の規模のスキー場になります。

  OTARI パウダー・パラダイス 栂池高原
スキー場
白馬乗鞍温泉
スキー場
白馬コルチナ
スキー場
ゴンドラ 1基 1基
リフト クワッド:11基
トリプル:2基
ペア  :20基
クワッド:9基
トリプル:1基
ペア  :7基
トリプル:1基
ペア  :9基
クワッド:2基

ペア  :4基

2021/22
利用者数
32万7千人 20万3千人 個別データ非公表 同左
2020/21
利用者数
22万2千人 14万1千人 個別データ非公表 同左
2019/20
利用者数
36万6千人 24万2千人 個別データ非公表 同左
2018/19
利用者数
46万7千人 28万5千人 個別データ非公表 同左
運営会社   栂池ゴンドラリフト(株)
栂池観光開発(株)
(株)白馬館
(株)白馬アルプスホテル 奥白馬高原開発(株)
住所 長野県小谷村 小谷村 小谷村 小谷村

2021年、日本スキー場開発開発株式会社は、栂池高原スキー場の運営を、白馬観光開発(株)と栂池ゴンドラリフト(株)から栂池ゴンドラリフトに統合しました。

最後に

この巨大なスキー場は、約400m のリフト1本で実現可能です。
非圧雪のパウダーエリアから、広大な一枚バーンの鐘のなる丘まで、バラエティに富んだ雄大なスキー場を楽しめます。
まさに、長期滞在型リゾートです。
実現したら、遊びに行きますよ。

 

実現可能な巨大なスキー場 福島県磐梯町と北塩原村 はこちら
実現可能な巨大なスキー場 群馬県片品村 はこちら
実現可能な巨大なスキー場 新潟県南魚沼市と湯沢町 はこちら
実現可能な巨大なスキー場 長野県小谷村 はここ
実現可能な(していた)巨大なスキー場 長野県山ノ内町と木島平村 はこちら

コメント

  1. 実現は可能ですね、確かに。平行移動の固定ペアくらいなら,そんなにコストもかからなそう。
    ただ、これが出来たとして,栂池の客がわざわざ白乗・コルチナ方面に行くかなという気もするし,パウダー狙いの人はコルチナだろうし,微妙なところかな。

    • パウダーの日はそうですね。
      長期滞在すると、新雪が降らない時もあるので、広いゲレンだと楽しめると思いますよ。

      • 個人的には,兎平と47のゴンドラトップとの間に,ロープウェイでも掛けてもらいたいです。
        ウィスラー・ブロッコムみたいな,最強クラスのゲレンデが出来そうです。
        あさイチリーゼンしたり,ちょっと47のパークで遊んだり,アルプス平へ行ったり,飯森のキレイな一枚バーンを滑ったり。戻って黒菱のコブを攻めたり。
        私なら共通券7000円くらいでも買う。

        • あそこにロープウェイがかかったらすごいです。
          無敵のスキー場になりそうです(^^)

  2. リフトをかけるハードルが高かったら、お試しで共通券+シャトルバスとか、できそうですけどね。
    きっとこっちのスキー場は営業期間がぁ、あっちのスキー場は駐車場がぁ、それじゃあうちのホテルがぁって私利私欲でうまくいかないのかなぁ?

    所長さんの見解通り、供給過剰な状態なので、大きなところも魅力を高める努力をして、お客さんが来ないと共倒れになっちゃいますよね。

    リフト、ゴンドラの搬器もボロばっかりでしょ?
    せっかくある程度利益があっても更新まで出来ないのではないかなぁ?

    何度も書きますが、単独券と共通券の価格差を考えて頂きたい。安ければ、とりあえず共通券を買っておこうと思う人いっぱいいますよ。

    • 新潟レジャースキーヤーさんが言われる通りですね。
      共通券であっても滑れる時間は同じなので、価格差を抑えて単価の高いリフト券を購入してもらう方がいいですよね。

  3. 前回コメントがダブって済みませんでした。
    小谷の「OTARIパウダー・パラダイス」、強く支持します。
    白馬系では五竜八方の連絡はもちろん凄いですが、建設コストや利害調整が大変そう。
    栂池と白乗合体が一番ハードル低いし、飯士山などよりも面白くなると思います。
    私なら八方より上のチョイスになるかも。長期滞在ですよ。
    裏ヒヨ~黒川沢のBCコースをもっと一般化できるし、色んな楽しみ方が有ります。もしこのBCエリアにも将来的にリフトが掛けられるとしたら欧米レベルに化けますよ!
    ただ現実は、マウントコウシャが木島平と分離に戻り、アルツ+ネコマも連絡リフトどころかゴンドラ運休など現状は厳しいのでしょうかね。

    • 現実したら、長期滞在したいですよね。
      小谷村のスキー場は山が深いので、まだまだ開発の余地がありますね。
      BCコースは、その道の方のためにリフトをかけないほうがいいかもしれませんよ。

  4. 白馬自体(小谷を含む)長期滞在型のスキー場になってきているから、ここが1つにならなくても明日行けば良いや感覚でまだ良いけど、青木湖スキー場が潰れて佐野坂と鹿島槍が離れた状態なら行く気がしない。つまり、佐野坂が白馬バレーの一部だとしてもあえて佐野坂には行かない。コルチナや栂池は単独で十分魅力的だから良いけど、青木の3つのスキー場は3つで1つ。バラバラなら行かない。そういう人が多いんじゃないかな。だから、個人的には青木湖をどうにかして欲しい。

    • 青木湖から鹿島槍に戻るシングル(?)リフトが急だった思い出があります。
      青木期のホテルを、さのさか、ヤナバを運営するブルーキャピタルマネジメントが買収したので、復活もあるかもしれませんよ。