【滑走日誌23-9】今シーズンもありがとうございました。最終日のガーラ湯沢スキー場

スキー場 国内

遂にこの日が訪れてしまいました(涙)
2023年4月23日(日)、ガーラ湯沢スキー場の最終営業日です。

降雪量

今シーズン、かつてないほど雪の降り始めが遅く、11月30日に営業出来たスキー場は人工造雪機を備えた3か所のみでした。
すなわち、天然雪はおろか、氷点下で雪を造ることができる人工降雪機すら稼働させることができなかったということです。
シベリア高気圧が弱く、新潟県では里雪と呼ばれる状態で、大陸から吹き出しによる雪雲が、新潟県と群馬県の県境の三国山脈に届く前に雪を降らせ、越後湯沢周辺のスキー場にあまり雪を運んできません。
シーズンを通して雪はあまり降らず、湯沢町の累積積雪量は過去40年で4番目の少なさでした。
そして、追い打ちをかけるように3月、4月と高温が続き、多くのスキー場が営業終了予定日より早くクローズする事態となり、ガーラ湯沢も5月7日の営業終了予定日から2週間早い4月23日が最終日となってしまいました。

 

ガーラ湯沢 最終営業日

いつものように越後湯沢駅東口7時40分発のシャトルバスで、ガーラ湯沢に向かいます。

 

10分弱で見慣れた光景が現れてきます。
いつもと同じなのに、いろいろな思いがこみ上げてきました。

 

最終日、オープンできたのはエーデルワイス、ブロードウェイ、スワン下部の3コースでした。
長年滑っていますが、メインコースのエンターテイメントがクローズしたのを初めて見ました。
エンターテイメントにはピスラボが敷いてあり、かつは4月10日には最も雪の残るグルノーブル(山頂)コースをクローズし、雪出しを行っていましたが、気温の上昇には勝てなかったようです。


ガーラ湯沢HPより

 

ゴンドラを降り、そのままバルーシュに乗車します。

 

そしてブロードウェイコースへ。
上部は柔らくなりかけていて、滑りやすいゲレンデでした。

 

下部には、シーズンを完走した私の板のエッジでは歯が立たないくらい硬く締まった素晴らしいバーンが待っていました。
最終日にこんなバーンで滑るとは、幸せです。

 

30分くらい大回りを楽しむと、だんだんとバーンが緩んできました。
その後、10時まで荒れの少ない整地を楽しんだ後、北エリアのレストラン オーレで休息です。
先週は砂利がでていましたが、階段の下まで雪を伸ばしてありました。

 

ゆっくりと小一時間休憩をしたあと、ゲレンデにでるとコブが出来ていました。

 

キッカーにはリフト待ちより長い行列が。

 

あとはひたすらコブを滑り、ランチを食べ再びコブにでるころには、大きく成長していました。
キッカーの列も、伸びています。

 

営業終了間際には、ゲレンデ全てが凸凹です。
滑り出しの急斜面は地面が出ていますが、真ん中から下には十分な厚みの雪があります。

 

3時30分に北エリアの営業が終わりゴンドラに向かいます。

雪出しの役目を終えたグルノーブルコース。

 

初めて見る、立入禁止のエンターテイメントコース

 

初心者コースのエーデルワイスには十分な雪がありました。

 

下山コースの横をゴンドラが下って行き、終点を迎えます。

 

シーズンロッカーをかたずけ、鍵をインフォメーションに返却します。

 

最後にゴンドラ乗り場でお別れをして、新幹線で帰路に着きました。

 

例年より少し短いシーズンとなってしまいましたが、スキー場に活気が戻ってきて、楽しく、怪我無くシーズンを終えることができました。

今シーズンも、ありがとうございました。
来シーズンも、よろしくお願いします。

 

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