【滑走日誌21-12】難易度の超高いゲレンデでのプライズ検定 岩原スキー場

スキー場 国内

3月21日(日)、プライズ検定が行われる岩原スキー場に行ってきました。

と、いっても受験者としてではなく、ビデオ係としての参加です。

最高の撮影日和

この日はあいにくの雨模様で、昼過ぎから大雨の予報です。

風景の撮影であれば残念な状況ですが、検定の撮影にとってはもってこいです。

太陽の光がないのでモニターが見えやすく、滑走者をすぐ探せます。

また、霧などがでていないので、ビデオカメラの焦点がすぐに合ってくれます。

心に余裕がある状態で、ビデオ撮影を行うことができました。

前回は撮影に失敗したので、撮り終えた時にはホッとしました。

最悪のゲレンデコンディション

一方、受験者にとってゲレンデは最悪のコンディションでした。

クラウンプライズは、小回り、総合滑降、大回り、不整地小回りの順番で行われます。

種目毎に違うゲレンデを使うのですが、それぞれ異なった難しさがありました。

小回り

小回りは最大斜度35度のテクニカルコースの上部で行われます。

写真に写っている椅子の脚の長さを見比べてください。

ゴール地点でも斜度30度前後はあるのではないでしょうか。

この日はガンガン雪面硬化剤(硫酸アンモニウム)を撒いて、カリカリの急斜面になっていました。

加えて、コース内に圧雪車のキャタピラーの跡も残っていて、難易度の高い斜面でした。

総合滑降

総合滑降は小回りのゴール地点をスタートし、テクニカルコースの中央部を利用します。

適度な硬さでゲレンデコンディションは良かったのですが、強い南風(向かい風)が受験者を苦しめたようです。

大回り、不整地小回り

そして、最後の難関が大回り(右)と不整地小回り(左)が行われるチャレンジコースです。

このコースは、最大斜度23度、平均斜度18度という、プライズ検定にしては緩やかな斜面で、スピードに乗るのに苦労します。

加えて、気温もあがりゲレンデはシャバシャバで、雪面硬化剤を入れているようですが、あまり効いていませんでした。

この斜面があるので、岩原で行われる検定は難しいと言われています。

検定終了後にコブ斜面を4、5本滑りました。

中斜面にできた、左右均等な深くないコブ、縦でも、回しても思い通りの滑りができました。

このコブで高得点を出すには、プラスアルファの要素が必要そうです。

テクニカルの受験者数は74名と、クラウン受験者39名の倍近い人数がいたので、検定終了時刻に1時間ぐらい差がありました。

クラウン検定の合格発表の後、残念ながら反省会となったレストランに向かいました。

食後、テクニカルプライズの合格発表を見に行きました。

合格発表直後から天気予報通り本降りの雨となり、そのまま岩原スキー場を後にしました。

最後に

強い雨、風の予報でしたが、検定中は大きく天候が崩れることがなく良かったです。

年に一度のみ訪れるゲレンデなので、もう少し楽しみかったのですが、天候にはかないません。

また、来シーズン行きたいと思います。

 

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