スキー場の所有者・運営会社・名称変更、リフト新設・廃止など

お盆休みはいかがお過ごしですか。
8月13日時点の、2024/2025シーズンの情報をまとめてみました。

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所有者変更

北海道

星野リゾート トマム

報道によると、星野リゾート トマムを所有する中国の「復星国際」傘下の「上海豫園」は、資金繰りの悪化で同スキー場を約408億円で不動産投資合同会社「YCH16」に売却する方針を明らかにしました。

中国企業、星野リゾートトマム売却 はこちら

リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼

北海道から沖縄まで、全国168店舗のホテルを展開する株式会社リブ・マックスが、経営権を取得しました。
スキー場の運営者であった「グリーンピア大沼株式会社」に取って代わったのか、同社を買収したのかは記載がありませんでした。

リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼が2024年3月8日(金)リブランドOPEN! はこちら

福井県

スキージャム勝山

スキージャム勝山は、東急不動産ホールディングスの株主優待対象から外れていました。
そして、3月29日、東急不動産は、スキージャム勝山を管理運営する勝山高原開発の全株式を、米不動産投資会社のアジア・パシフィック・ランド(APL)のグループ会社に譲渡しました。
スキー場の運営については、東急リゾーツ&ステイ株式会社が受託するとのことです。

 

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運営会社変更

北海道

藻岩山スキー場

新運営体制を担う優先交渉権者に、全日本スキー連盟の勝木紀昭会長が社長を務める「カツキホールディングス」傘下の北海道スクエア株式会社が選ばれました。

藻岩山スキー場新運営会社、全日本スキー連盟会長の系列企業が名乗り はこちら

山形県

神室スキー場

2024年7月1日から、1年9か月間(2シーズン)の指定管理者が決まりました。
鷲尾さんは、株式会社クロスプロジェクトグループの専務取締役です。

株式会社 ライズ(代表取締役 鷲尾 晋)
指定管理の期間:令和6年7月1日~令和8年3月31日

 

スキー場名の変更

北海道

リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼

北海道から沖縄まで、全国168店舗のホテルを展開する株式会社リブ・マックスが、経営権を取得したことにより、スキー場の名称に「リブマックスリゾート函館」が追加されました。

HP 

 

リフト新設・更新・移設

北海道

ニセコ東急グラン・ヒラフ(リフトからゴンドラへ)

1985年に運行を開始した国内最古のクワッドリフト、エース第2クワッド(センターフォー)を10名乗りゴンドラへ更新、1時間あたりの輸送量が、これまでの1,800人/時から2,800人/時と大幅に向上します。
このゴンドラの仕様が驚きです。

  • 全キャビン内でWi-fi利用可能
  • シートヒーター付き合成レザーシート
  • 室内スキーラック(最大10台のスキー板を積載可能)
  • 室内バイクラック(最大3台のマウンテンバイクを積載可能)
  • 全54台のキャビンのうち2台の足元がスケルトン。スリリングな体験とともに、360°の絶景をお楽しみいただけます。

そして、2024/2025シーズン後に、キング第3リフトを4人乗りから6人乗りのフード付きリフトに建て替えます。
既存のキング第 3 リフトの搬器や電気設備などは、ニセコ東急 グラン・ヒラフ内の他リフト更新に再利用することを予定しています。

「Value up NISEKO 2030」プロジェクト第3弾 ニセコ東急 グラン・ヒラフにおいて、キング第3リフトを6人乗りチェアリフトへリニューアル はこちら

新潟県

赤倉観光リゾートスキー場(ゴンドラ更新)

妙高高原スカイケーブル

妙高高原スカイケーブルリニューアル工事のため、2024年3月31日に営業を終了しました。
2024年10月にゴンドラが完成予定です。

長野県

白馬岩岳マウンテンリゾート(ゴンドラ更新)

顧客利便性や価値の向上のため、輸送力・耐風性・静粛性に優れた新ゴンドラを新設することを決定しました。
新ゴンドラは、日本ケーブル社製10人乗りの「UNIGタイプ」で、総工費21億円、2022年9月に着手し、2024年12月完成予定です。
現ゴンドラと並行する場所に建設し、完成後は現ゴンドラを撤去する予定です。

また、ゴンドラオーナー制度導入も検討されています。
オーナーは、搬器などへの名前の記載、複数年にわたるシーズンパス、一部施設での特別割引宿泊などの特典があるようです。

プレスリリース はこちら

 

詳しく知りたい方へ
2024/2025 スキー場の所有者・運営会社・名称変更、リフト新設・廃止など はこちら

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