ブラウジングをしていたら、日本ケーブル 採用情報サイトに出くわしたのですが、これがスノーヤーには魅力満載のサイトでした。
日本ケーブル株式会社
スノーヤーであればご存じだとは思いますが、日本ケーブルはスキー場の索道(ロープウェイ、ゴンドラやリフト)の日本最大手です。
また、子会社を通して国内6か所、カナダに1か所のスキー場を運営しています。
(HPにはカナダ、ウィスラー・ブラッコムリゾートの運営とありますが、すでにVail Resortに譲渡済みです。)
その採用サイトに楽しい情報がたくさん載っていました。
「索道(さくどう)」について、どのくらい知っていますか?
スキー場や観光地に行った際に、そこに設置されているロープウェイ・ゴンドラ・リフトに乗車すると思います。
これらはすべて「索道」と呼ばれ、空中に架けたワイヤロープに人や荷物を乗せる客車(搬器)を取りつけて運搬する輸送設備のことです。
数え方は「台」ではなく、「基」と数えます。
全世界の索道の「設置基数」の合計は約20,000基
日本はフランス、オーストリアに次ぐ世界3位の索道大国
国内の索道の「設置基数」の合計は約2,300基
日本ケーブルのシェアは約53%の1,220基
国内の索道の「総延長距離」の合計は約1,700km
傾斜長合計(実際の長さ)で、新幹線「盛岡~博多」間に相当します。
国内の索道の「高低差」の合計は約400km
山麓から山頂までの高さの合計で、宇宙空間にある国際宇宙ステーションの高度に相当します。
HP より
国土交通省鉄道局が監修する鉄道要覧をお持ちの方であればご存じだとは思いますが、普通の人にとっては初めて聞くデータばかりですね。
ちょっと計算
この数字をもとにちょっと計算をしてみました。
東京ディズニーランドにもあるように、ゴンドラとリフトはスキー場以外にもありますが、全てスキー場にあると仮定します。
5.5基
スキー場当たりの索道の基数です。
索道設置基数(約2,300基)を、営業を行える(廃止されていない)スキー場の数(約420か所)で割ると、スキー場当たり5.5基の索道があることになります。
13.6度
傾斜長合計(約1,700km)と高低差の合計(約400km)から斜度から計算すると、ゲレンデの平均斜度は13.6度となりました。
感覚的に、ぴったりの斜度ですね。
採用情報
採用サイトなので大卒初任給が載っています。
厚生労働省の調査によると、2020年の大卒初任給の平均額は226,000円、2021年は少し下がって、225,400円でした。
しかし、2020年の調査から通勤手当を含む額となっているので、通勤手当を含まず初任給が218,700円ということは、平均より高いのではないでしょうか。
そして、なによりも福利厚生として関連スキー場のリフト券支給が目を引きます(笑)
初任給:大卒218,700円(2022年度実績)
大卒217,600円(2020年度実績)
諸手当:扶養手当、通勤手当、住宅手当、超過勤務(時間外・休日)手当、資格手当など
昇給 :年1回(4月)
賞与 :年2回(7月、12月)
福利厚生:関連スキー場リフト券支給
最後に
昔に戻れたら、間違いなく応募していそうでした。
学生の皆さん、このチャンスをお見逃しなく(笑)
そうそう、中途採用の募集も載ってましたよ。
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