シーズンアウトしたので、今シーズンの練習の成果を振り返ってみたいと思います。
この歳になると、体力を維持することが難しく、練習をすること自体が課題となってきますが、それでも少しずつでも技術を向上させたいです。
筋力
今シーズンの一番の成果は、右足の筋力アップとそのことに伴うポジションの改善です。
以前にもお話したことがある通り、右足の脛骨・腓骨の粉砕骨折で筋肉がほぼなくなり、未だに筋力が戻りません。
それでも徐々に筋力がついてきて、1回ですが片足スクワットができるようになりました。
#膝を痛めるので、筋トレでスクワットを行っているわけではありません。
滑りの中での変化は右足の荷重点が安定したことです。
山回りで切替に向かい、徐々に外足が短くなっていきます。
その時に踵付近に荷重点を固定して外足を短くすることができませんでした。
頭ではわかっていても、低い姿勢をとった時に右足が耐え筋れなくなる恐怖心からか、どうしてもつま先側に荷重し足が突っ張っていました。
筋力がついたことにより、やっと右足をスムーズに短くすることができるようになりました。
滑りとは直接関係ありませんが、本当の一番の成果(喜び)は、階段を降りるときに、右足が着地しても違和感がなくなったことです(^.^)
谷回り
長年染みついた癖で、谷回りを過度な外向傾で滑っていました。
昨シーズンから修正に取り組み、試行錯誤を繰り返し、2月に大きな変化が二つありました。
一つ目は、左太ももを内旋する時に、つられて腰が右側に動いていることが分かったことです。
自分では全く気が付いていませんでしたが、雪面に立った状態で捻る練習をしていた時に友達が指摘してくれました。
これが、左外足時に内倒していた原因の一つでした。
もう一つが、切替後に、意識的に内腰を引く動きを練習していて、ついに出来るようになったことです。
ここまで来るのに30年かかりました(笑)
まだまだ修正箇所はありますが、それでも板の前後差が劇的に少なくなったのは大きな成果です。
次は、切替後に素早く外足が踏めるポジションに重心を移動させることが課題です。
人並みの大回りが出来るようになるための試練は続きます。
【練習日誌21-7】大回りに変化が、外腰が動いた! はこちら
毎回、営業終了前の数時間練習していた左外足レールターンの成果です。
もちろん上手く行った時の写真です(笑)
左右の脚の高低差
切替は左右の脚の高低差から。
ずっと言われ続けてきましたが、高低差の作り方(意識の仕方)が分かっていませんでした。
感覚の問題なので私にしか分からないと思いますが、いままでは内足をあげようとしていました。
それを、踵をお尻に近づけるイメージに変えたら、スッと出来るようになりました。
今までできなかったのがうそのようです。
正直に言うと、大回りではなくコブの練習をしていて、この感覚を見つけました。
やはり、私にとってコブは神様です。
この辺りはコブ編で、詳しく書きたいと思います。
タイムリーなツイートを見つけたので、ご覧ください。
めちゃくちゃ緩斜面でも、ある程度の内傾角を作る為に、両脚の高低差を意識して滑りました。
このウェア、膝の脚の高低差めちゃくちゃわかりやすい。#大人スキーチャンネル(仮) pic.twitter.com/X4HLIWp1Tj
— ぷっちょ 大人スキーチャンネル(仮)の人 (@YOUNGCHEs) May 4, 2021
最後に
大回り、自分的には大きな大きな進歩でしたが、撮影したビデオではあまり変化は見られませんでした(>_<)
しかし、方向性は間違っていないと思うので、これから味付けをして安定して速い滑りに持っていきたいと思います。
【練習日誌21-14】シーズン総括 コブ・小回り編 はこちら
【練習日誌21-12】修正すべきポイントが分かってきました はこちら
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