2024年9月24日、気象庁から発表された寒候期予報(12月~2月)では、今シーズンは平年並みか平年より多い降雪量になるとのことでした。
10月22日に発表された3か月予報でも変更がなく、今年の冬は雪が多いことが確定(?)しました(^.^)
この発表を信じて、越後湯沢の降雪量とガーラ湯沢スキー場の営業期間を予想してみました。
季節予報と平年並み
ハラハラドキドキしながら待ちわびる季節予報は4種類あり、その中で雪山好きにとって重要なのは、1か月予報、3か月予報、寒候期予報です。
それぞれ発表されるタイミングと頻度が異なり、寒候期予報は年に1回のみです。
予報の種類
各予報の発表日時、発表内容などです。
1か月予報
発表日時 :毎週木曜日
予報する期間:発表日翌々日から1か月
発表内容 :第1週・第2週・第3~4週平均気温、日本海側の1か月合計降雪量など
3か月予報
発表日時 :9月24日(火)、各月の25日前後の火曜日
予報する期間:発表月翌月から3か月
発表内容 :3か月平均気温、月ごとの平均気温、日本海側の3か月合計降雪量など
寒候期予報
発表日時 :9月24日(火)(ただし、10月の3か月予報発表時に修正される場合があります)
予報する期間:冬(12~2月)
発表内容 :期間中の平均気温、日本海側の降雪量など
平年並み
気象用語として用いられる「平年並み」とは、対象の30年間の内、高い方から11番目から20番目の年の範囲の値となります。
また、その対象の30年間は10年毎に変更となり、2021年に変更がありました。
詳しくは「天気予報 10年に1度更新される「平年」並みの寒さと、降雪量の関係」をご覧ください。
2024年11月から1月の降雪量
10月22日、気象庁が発表した3か月予報(11月~1月)によると、北海道から東北地方までの日本海側での降雪量は、平年より少ない確率が20%、平年並みの確率が40%、平年より多い確率が40%でした。
確率的には平年並みより降雪量が多い可能性が高くなっています。
ちなみに、気象庁が降雪予報を行う地域は日本海側だけで、太平洋側の降雪量の予報は行っていません。
2024年12月から2月の降雪量
9月24日、気象庁が発表した寒候期予報(12月~2月)によると、北海道から中国地方までの日本海側での降雪量は、平年より少ない確率が20%、平年並みの確率が40%、平年より多い確率が40%でした。
10月22日に発表された3か月予報と併せて考えると、北陸から中国地方にかけて、12月以降に雪が多く降りそうです。
新潟県湯沢町
新潟県湯沢町の過去30年間の年間降雪量と、気象庁の寒候期予報をもとに2024/2025シーズンの年間降雪量を予想してみました。
降雪量 過去の記録と予測
1990/1991シーズン以降の年間降雪量と、「平年並み」の降雪量の年の平均値と、「平年より多い」降雪量の年の平均値をグラフに加えました。
グラフを見ていただければ、一目瞭然だと思いますが、どちらの値も過去10年で1位,2位を争う降雪量になります。
ということは、、、今シーズンは、大雪ということです。\(^o^)/
平年並みの年の降雪量の範囲は969~1170cm、平年より多い年の降雪量の範囲は1185~1597cmです。
平年並みより多く雪が降る確率が少し高いということなので、年間降雪量は1200~1300cmと予測しました。
(注)正確な内容は次の通りでが、分かりやすくするために平均値を用いました。
- 寒候期予報の期間は12月から2月までで、シーズンを通しての予報ではありません。
- 平均並みとは、対象の30年間の内、11番目から20番目の範囲の値であり、11番目から20番目の値の平均値ではありません。
ガーラ湯沢の営業期間
越後湯沢近隣には10か所を超えるスキー場があり、その中で、ガーラ湯沢スキー場は、かぐらスキー場に次ぐ2番目のシーズンの長さを誇ります。
ガーラ湯沢の営業期間は12月中旬からGWまでですが、近年はなかなかGW最終日まで営業を行うことができずにいました。
最後に5月5日まで営業出来たのは2021/2022シーズンで、年間降雪量は1085cmでした。
この年の最終営業日は、エンターテイメントコースでコブができるほど雪が残っていました。
「平年並み」の降雪量の年の平均値は1066mであり、今シーズンは平年並みより降雪量が多い可能性が高いということは、GW最後までスキーが楽しめそうです。
最後に
平年並みでも嬉しいのに、平年並みより多い降雪量が期待できるなんて、どのように喜びを表して良いか分かりません。
スキー場オープンが待ち遠しいですね(^.^)
コメント