2023年5月21日に志賀高原 渋峠・横手山スキー場と、かぐらスキー場の営業が終了し、極一部の方を除き、2022/2023シーズンが終了しました。
さて、ここでシーズンを総括して、私が選んだビッグニュース トップ5をご紹介します。
特に、第1位はtwitterでバズるとはこういうことだったのか、と初めて実感した社会的な(?)大事件でした。
2022/2023 シーズン
第5位
ガーラ湯沢スキー場、高津倉山山頂の鉄柱撤去
ガーラ湯沢スキー場の最高地点は、リフト・コーチの降車場所、高津倉山山頂になります。
山頂は人の背丈ほどの小山になっていて、その頂に三等三角点(1180.9m)があります。
雪の深い時期には、その上に1mほど雪が積もり、山頂周辺が真っ平らになります。
本当は、もっと雪が積もるのですが、リフトから降りれなくなるので、雪をどかします。
その山頂に異変が起きました。
3月27日(月)、晴れたので山頂に登ってみると、なんとなく違和感を感じました。
何だろうと数秒考え、鉄柱がなくなっていることに気が付きました。
先週、鉄柱はあったので、雪があるなかで鉄柱を抜いたことになります。
重機を山頂まで上げて抜いたのでしょうか。
それとも、ピステンのクレーンを使ったのでしょうか。
また、夏より雪上の方が抜きやすかったのでしょうか。
なぞは深まります。
春になると顔を出す、山頂の小山の上に立つ鉄柱。
積雪の多い時期は鉄柱が埋まり真っ平らです。
鉄柱が撤去された後、本当に真っ平らになりました。
第4位
越後湯沢駅とガーラ湯沢駅、ラーメンの自販機が出現
日本は世界一の自動販売機大国で、いろいろな変わり種の自動販売機があります。
今までもカップラーメンの自動販売機はありましたが、越後湯沢駅とガーラ湯沢に出現したのは、米国発ラーメン自動調理自販機「Yo-kai Express」でした。
そして、驚くのはその値段、越後湯沢駅が980円、ガーラ湯沢駅が1200円で、目が点になってしまいました。
ちなみに、自動調理と謳っていますが、レンチンです。
越後湯沢駅、券売機前(改札とCoCoLo湯沢・がんぎどおりの間)
ガーラ湯沢駅、カワバンガ2階(改札階)裏口横
第3位
石打丸山スキー場、ロープトゥ新設
ロープトゥが設置してある場所は、石打丸山スキー場の山頂からガーラ湯沢スキー場のリフト「バギー」(写真右手)に降りてくるコースです。
今までは、ガーラ湯沢から石打丸山に滑り込みには、リフト乗り場から右側に折れ、迂回コースを通り山頂ゲレンデの中腹に出る必要がありました。
ロープトゥが出来たことで、石打丸山の山頂から滑り始めることが可能となりました。
最も低い場所から数メートル登ったところにロープトゥの乗り場があります。
写真を撮ったので勢いをつけることができず、逆ハの字で登って行き列に並びます。
このゲレンデは見ての通りの急斜面で、多くの方がロープトゥの乗り方に苦戦していました。
待ちながら案内板をパチリ。
スーパースターリフトの呼ぶようです。
何か所かの北海道のスキー場のHPで、スーパースターリフトがあるゲレンデ案内を見たことがありますが、本物を見るのは初めてです。
名前の由来は分かりませんが、正式にはハンドル・トゥと呼ばれる、ロープに着いているハンドルのような突起を腰に当てて、引っ張り上げてもらうタイプです。
意気揚々と山頂までGo!
右手でストックを持ち、左手でロープを握っているので、写真は降りてから撮りました。
珍しいので、撮影者も多いですね。
しっかりと土台を作り、その上に動力部が固定してあります。
急斜面にあり、同時に6、7人を引っ張り上げるので、基礎工事が必要だったようです。
第2位
遅いシーズンイン、早いシーズンアウト
2022/2023シーズンは記録的に雪の降り始めが遅く、そして3月、4月の高温で多くのスキー場が予定より早くシーズンを終了しました。
2022年10月、11月にオープンしたスキー場は8か所でした。
しかし、11月30日に営業出来たスキー場はたったの3か所です。
2021年10月、11月には、37か所のスキー場がオープンしていたのとは対照的です。
第1位
越後湯沢駅東口 スキー板放置事件
第1位は、湯沢町を揺るがしたこの事件をおいて他にはありません。
なんとなんと、スキー板を越後湯沢駅東口、ロータリーの前、通路の屋根の支柱に盗難防止チェーンを巻き付けて放置する人が現れたことです。
この場所、バス乗り場なので毎日多くの人が関心を寄せていましたが、まったく取りに来る気配がありません。
ここは構内なので、越後湯沢駅に毅然とした態度で臨んでほしいところですが、波風をたてたくないのか、なにもアクションを起こさない期間が続きました。
1週間以上たって、やっと貼り紙で撤去を呼びかけましたが、行ったことはそれだけです。
犯人に、ここに板を置いても撤去されないということが分かってしまいました。
始めに置かれた板は無くなりましたが、同一犯か模倣犯かは分かりませんが、第二、第三の置き板が出現。
無法地帯となってしまったのが残念でなりません。
1本目の板。
このツイートがバズり、21万インプレッション、566いいね、135リツイート、40コメントを記録しました。
越後湯沢駅東口バス停。
少なくとも12月28日からロックをつけて置いたままです。このようなスノーヤーのモラルを疑われる行為は辞めてほしい。 pic.twitter.com/slqvn07D5L
— スキー凸凹研究所 (@skibumpslabo) January 4, 2023
2本目の板。
1本目が無くなあった後、数週間後でした。
3本目。
注意だけで、撤去されないことが分かっているので、安心して放置できるのでしょうか。
貼り紙だけでなく、本当に厳正に対応しないと、来シーズンも放置スキーは後を絶たない気がします。
【滑走日誌23-9】今シーズンもありがとうございました。最終日のガーラ湯沢スキー場 はこちら
コメント
第1位は随分と厳重な忘れ物ですね。
板とビンディングのヒールピースは
バッチリですが、トーピースは
持って行かれないか心配です。
どなたか親切な方へ!
転んでもちゃんと開放するように
開放値を下げといてあげてください。
あぁ懐かしいですね。
滑れないのについつい所長さんの
ブログに来られた方には
お見舞い申し上げます。。。涙
新潟レジャースキーヤーさん、お久しぶりです。
放置スキー、盗難防止のため上からチェーンロックをするが、一番人気でしたよww
お久しぶりです。
来季まで邪念無く資金調達に明け暮れているつもりですが、
邪念だらけです。。。涙
この時期は、あと一日位滑っておけばよかったかなと毎年の事ですが
思っちゃいます。
あと半年ちょっと?頑張りましょう!