過去のレッスンメモを眺めていたら、初めてコブレッスンを受講したときのメモがでてきました。
JR SKI SKIの日帰りツアーで、少し料金を上乗せすると、半日スクールレッスンがついてきました。
当時はコブが苦手で、また、あまり好きではなく、どうやって滑ればよいのか全く分からない状況だったので、レッスン内容も理解できていなかった気がします。
しかし、メモの内容は素晴らしく、今でも忠実に守っていることばかりです。
コブレッスン
メモを見ると、2010年2月21日(日)とあります。
午前中はフリーで滑り、午後にスクールの常設コブレッスンに入りました。
その日は受講者が多く、私を含め午後から入校した5、6名は、午前から受講している人たちと別のクラスになりました。
今考えると、骨折から4年後、スキーに復活して2シーズン目で、普通のレッスンコースもあるなか、なぜコブレッスンを選んだか謎です。
メモの内容です。
山回り
- ターンの終わりに谷足に乗ったままずらす
- 谷足を曲げてずらす(コブの中での斜滑降の時)
- 低い姿勢でコブの中で斜滑降する時、谷スキー側にも体重を乗せる
- コブの中でのターンの終わりに、かかとに体重を乗せて踏ん張るのは厳禁
- コブを受ける時、力を入れたらダメ(踏ん張ったらダメ)。踏ん張るのではなく、力を進行方向に逃がす
切替
- コブを乗り越える時、重心は後ろ
- 切替のとき前傾は厳禁。後傾する位で丁度良い。上体を前にかぶせるのは厳禁
- 抜ける時、重心を上に解放しない
- コブの平らな部分では、切り替わらない
谷回り
- 切替の時動く(重心を谷に落とす)(注1)
- 重心を谷へ落とすのはコブの入口に着くまで待つ(注2)
- 重心を谷に落とすとは、谷スキーの角を外すこと(最低でも谷スキーの面で滑る)。そうするとスキーが勝手に回りだす
- コブを削る時(斜滑降の時)、谷足を曲げながら谷足に体重を乗せる
注1:次の行と矛盾しますね。「切替の時」>>「切替後」 でしょうか。
注2:「コブの入口」>>「コブの出口」 でしょうか。
最後に
メモの内容は、基本中の基本で、今でも忠実に実践しようとしていることばかりです。
- 山回りで谷側の足(外足)にしっかりと荷重する
- 切替で踵荷重
- 谷回りで伸び上がるのを我慢する
コブレッスンの受講中は分かっていませんでしたが、インストラクターは長野オリンピックのモーグル日本代表の方でした。
その後、何度もレッスンをしていただき、コブが好きになるきっかけになりました。
上手い人に習うことは上達の近道ですね。
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