2023/2024 利用者数がほぼ半減、小雪に泣いた兵庫県但馬地方のスキー場

スキー場 国内

2024年4月24日、兵庫県但馬地域のスキー場の利用者数が発表になりました。
小雪の影響が大きく、利用者を49%減らしています。

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兵庫県 但馬地方

但馬地方は旧但馬国で、兵庫県の北半分、日本海側に位置します。
但馬地方の豊岡市、養父市、香美町、新温泉町に、兵庫県内13か所のスキー場の内9か所があります。
(ハチ北とハチ高原、スカイバレーとハイパーボウル東鉢はそれぞれ1か所と数えています。)
利用者数は降雪量、すなわちスキー場の営業期間に大きく左右され、例年であれば年間40万~60万人が訪れます。
ちなみに、過去最高は1995/96シーズンで、144万人の利用者がありました。

営業日数

2023/2024シーズンは、記録的な暖冬だった2019/2020シーズンに次いで営業日数が少なく、延べ470日でした。
これは、昨シーズンと比べると38%の減少です。

  2022/2023 2023/2024  増減
アップかんなべ 51日 23日 55% 減
神鍋万場 61日 24日 61% 減
奥神鍋 70日 31日 56% 減
ハチ高原 85日 64日 25% 減
ハイパーボウル東鉢 78日 41日 47% 減
氷ノ山国際 67日 26日 61% 減
若杉高原 67日 77日 15% 増
ハチ北高原 101日 96日 5% 減
スカイバレイ 78日 42日 46% 減
おじろ 78日 32日 59% 減
牧場公園 17日 14日 18% 減
 延べ 753日 470日 38% 減

 

利用者数

営業日数の減少に伴い、スキー場の利用者数は昨シーズンの399,100人から、2023/2024シーズンは205,100人と49%も減少しています。
全てのスキー場で利用者が減少しており、個々のスキー場を見ても、落ち込みの激しさが分かります。

 

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最後に

兵庫県の最高峰は、鳥取県との県境にそびえる氷ノ山(標高1,510m)です。
スキー場の標高が低く、多くのスキー場では人工降雪機を備えていますが、気温が下がらず雪を降らすことができない時期が長くなっています。
スキー場の利用者数は、降雪量に大きく影響されます。
来シーズンこそは、しっかりと雪が降ることを祈っています。

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