【練習日誌23-10】2022/2023シーズン 練習の振り返り

スキー

まだ2022/2023シーズンは続いていますが、スキー用品の片づけが終わったので、今シーズンの練習の成果を振り返ってみたいと思います。

筋トレ

1月に入って、自主規制をしていた右足の筋トレを始めました。
スクワットで膝がある角度になると、ピリピリとした痛みがありましたが、筋肉量が増えるにつれ痛みが和らいできました。
ピリピリしていたのは、防御反応であったのではないかと推測しています。
その後も筋トレを続けていますが、筋力量がまだまだ足りず、滑った後は2日ぐらい安静が必要です。
右足の筋トレは1年間と期間を決めて取り組むことにしたので、できるところまで頑張ってみます。

状況を詳しく知りたい方へ
【練習日誌23-2】左右のポジション、そして禁断の筋トレを決意 はこちら

#医師からはどのような運動をしても問題ないと言われています。

捻り

私は、無意識に立つと右足が数センチ前に出るぐらい、骨盤が歪んでいて、そのことが滑走中の左右差として現れます。
矯正をするために長らく試行錯誤を繰り返していましたが、昨年のオフシーズン、やっと骨盤の捻じれの原因が分かりました。
それは、普通の人は意識をしなくても使えている太ももを内旋させる筋肉を、私は使うことができていなかったようです。
原因が分かれば、時間がかかりますが矯正を行うことができます。
雪面からの抵抗により自然に捻られることが理想ですが、無意識で出来る状態ではないので、ものすごく意識しながら、外足の内旋、内足の外旋を行う練習をしました。
その結果、山回りでの外向傾がとれるようになり、今まで以上に外足に荷重ができるようになった気がします。

【オフトレ日誌22-1】超地味、こつこつと骨盤の捻じれを矯正中 はこちら

上下のポジション

右足の筋力量が増したことにより、ターン中に伸びすぎていた右外足で中間姿勢がとれ、板を体の近い位置に置くことができるようになりました。
そこに捻り動作を加え、外足への荷重が大きくなり、早い段階で荷重を開放することで、体の下に板が戻って来るようになった気がします。
しかし、当社比で良くなっただけで、まだまだ右外足が軽く内倒気味です。
夏の間に、筋トレを頑張ります。

左右のポジション

右足が伸び過ぎず中間姿勢をとることで右外足に強く荷重でき、左外足のターンに入りやすくなりました。
要は内倒していたターンが、より外足に荷重できるようになったことで、内倒気味まで改善されたということです。

前後のポジション

シーズンを通して、重点的に取り組んだのが前後のポジションの改善です。
山回りで踵よりになった荷重位置を、谷回りで爪先よりに移動する必要があります。
シーズン当初は上体を前方に移動することで重心移動を行うことを意識していましたが、どうしても上体が遅れていました。
シーズンも後半に差し掛かったころ、コブの練習をしている時、ふとしたことから切替時に足首が緩んでいることに気が付きました。
特に右外足(左ターン)から左外足(右ターン)になる時に左足首が緩み、左腰が引け、そのことが過度な外向の一因となっていました。
足首の角度を維持しながら前後動を行うことを意識してすべるようになると、コブの滑りが安定してきた気がします。

最後に

今シーズンは、内面的なことでは大きな変化がありましたが、まだ見た目にはあまり反映されていないと思います。
もう少し、動きを洗練させ、より基本に忠実な滑りを目指していきたいと思います。

 

【練習日誌23-9】基本が大切、ということを再認識しました はこちら

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