リフト1日券11,500円! ルスツリゾートを「25時間券+5」で滑り倒す方法

スキー場 国内

ついにこの時が来てしまいました。
2023/2024シーズン、北海道ルスツリゾートのリフト1日券が、日本初の1万円超えの11,500円と発表されました。
昨シーズンの1日券8,800円から2,700円(31%)の値上げです。

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リフト券

ルスツリゾートのリフト券は、ポイント券、時間券(1時間毎)、時間券(連続)、日券、ナイター券、シーズン券の6種類あります。
この中で、日本では馴染みの薄い時間券(1時間毎)を中心にリフト券の説明をしていきます。

ポイント券

各リフト毎にポイントが設定されており、最後に1本だけリフトに乗りたいといった時に、ポイント券を購入して利用します。

  • ペアリフト    : 1ポイント
  • クワッドリフト  : 2ポイント
  • ウエストゴンドラ : 3ポイント
  • イーストゴンドラ2号線 : 4ポイント
  • イゾラゴンドラ  : 4ポイント

イーストゴンドラ1号線、タワーペアリフト、アクロス第1、アクロス第2ペアリフトは無料

 大人
(19~64歳)
シニア
(65歳以上)
中高校生
(13~18歳)
こども
(4~12歳)
ポイント券
(1ポイント)
600円500円500円400円

 

時間券(1時間毎)

時間券(1時間毎)の仕組みを説明します。

25時間券+5

「25時間券+5」は25時間+5時間、合計30時間滑れる券です。
これだけ聞くと、ちょっと長い時間券と思うかもしれませんが、そうではありません。
この券は、連続30時間券ではなく、1時間券の30枚セットで、かつシーズン中いつでも利用可能です。
極端なことを言えば、1日1時間づつ30日滑ることもできます。
また、1時間券は、利用を開始してから59分後にゲートを通過することができます。
その後、リフトに乗り滑り降りてくるまで、早くて15分ぐらい、ゆっくり滑れば30分ぐらいかかります。
そうすると、1時間券で1時間30分ほど楽しめることになります。

トップアップ5時間券

「25時間券+5」を購入者の特典として、トップアップ5時間券(1時間券x5枚)を何枚でも購入することができます。
ちなみに、トップアップ(top up)とは、チャージする、つぎ足すと言う意味です。

お勧めの使い方

お勧めの使い方はずばり、1日に1時間券を3枚利用し10日間滑ることです。
先ほど説明したように、1時間券は上手く使えば1時間30分ぐらい楽しむことができます。
3枚利用するということは、4時間30分楽しめるということで、1日の滑走時間としては十分な時間です。
これは、公式HPのイラストでも説明されていて、午前に2枚の1時間券を使い、ランチ後に1枚利用するというものです。

また、下山時に移動に利用する、「アクロス第1・アクロス第2ペアリフト・イーストゴンドラ1号線、タワーペアリフト」は無料です。

ルスツリゾートHPより

料金

「25時間券+5」は前売り販売のみで、シーズン中は「25時間券」が購入可能です。
先ほど説明した1日につき1時間券を3枚使い10日間滑ると、「25時間券+5」の大人料金は30,000円なので、1日あたりリフト券代は3,000円となりなります。
「25時間券+5」を使い切った後も、「トップアップ5時間券」を購入可能で、同じように3時間分利用すると、いつまでも3,300円/日で滑ることができます。

かなり体力に自信がある方でも1日滑っても1時間券が5枚あれば十分です。
「25時間券+5」であれば6日滑れることにことになり、その場合5,000円/日となります。

1日券11,500円が話題となっていますが、現実的には5日以上滑る方であれば、他のスキー場とほとんど変わらない値段となります。

前売期間:2023年11月1日(火)~12月8日(金)
()内はオンライン購入時の値段

 大人
(19~64歳)
シニア
(65歳以上)
中高校生
(13~18歳)
こども
(4~12歳)
25時間券30,000円
(同額)
25,000円
(同額)
25,000円
(同額)
15,000円
(同額)
25時間券+5
(前売のみ)

(30,000円)

(25,000円)

(25,000円)

(15,000円)
トップアップ
5時間券
5,500円
(同額)
4,500円
(同額)
4,500円
(同額)
2,500円
(同額)

前売25時間券+5 (30時間券) はこちら

 

時間券(連続)、日券、ナイター券

5時間券(連続)

ルスツで販売されている、「5時間券」は一度ゲートをくぐると、最後にゲートをくぐれるのは4時間59分後です。
一般の方は5時間連続で滑り続けることは体力的に厳しく、途中でランチや休憩時間をとりますが、その間も時間が消費されます。
仮に朝9時に5時間券を利用開始した場合、最後にゲートをくぐれる時間は13時59分となりますが、その後リフトに乗り滑って降りてくる時間は5時間に含まれず、実際は5時間+α楽しむことができます。

日券、ナイター券

1日券11,500円は衝撃でした。
オンラインで購入すると9,700円で、僅かながら1万円を切りますが、この値段でも日本一高いリフト1日券です。

 大人
(19~64歳)
シニア
(65歳以上)
中高校生
(13~18歳)
こども
(4~12歳)
5時間券
(連続)
10,000円
(8,500円)
7,200円
(6,000円)
7,200円
(6,000円)
4,300円
(3,500円)
1日券11,500円
(9,700円)
8,600円
(7,200円)
8,600円
(7,200円)
5,700円
(4,700円)
2日券19,000円14,000円14,000円9,000円
3日券28,500円21,000円21,000円13,500円
4日券38,000円28,000円28,000円18,000円
5日券47,500円35,000円35,000円22,500円
ナイター券3,300円2,200円2,200円1,100円

 

K-ウィンターパス 加森観光グループ共通シーズン券

年間20~30日滑る方にとっては、シーズン券がお得です。
K-ウィンターパスであれば、4か所のスキー場を時間を気にせずに楽しむことができます。

対象:サッポロテイネ
   ルスツリゾート
   サホロリゾート
   中山峠スキー場

早割:82,000円~165,000円(2023年3月6日~11月3日)
   お食事券10,000円分付(2023年3月6日~5月5日)
料金:98,000円~175,000円(2023年11月4日~)
区分:小学生以下、中・高校生、大人
   スタンダード、ゴールド、プレミアム、リピーター
特典:リピーターご紹介特典
   スクール割引、レンタル割引、同伴者リフト券割引 他

 

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最後に

1日券11,500円という料金が発表されたときはもう手の届かいないスキー場になるかも、と心配されましたが、ちゃんと道民の方のことを考えていてくれました。
海外の大手のスキー場では1日券が2万円を超えるところもありますが、早割シーズン券だと10万円程度と手の届かない価格ではありません。
日本でもこのような、シーズン5~6日以上滑ってくれる人を優遇するスキー場が増えてくるのではないでしょうか。

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