【オフトレ日誌21-1】利き足への荷重、スムーズになってきました(^.^)

スキー

毎年オフシーズンは、前シーズン中に分かった課題に取り組んでいます。
今オフの課題の一つとして、立ち止まる時の利き足へのスムーズな荷重をあげています。

利き足と軸足

人間は左右対称のように見えて、筋肉の付き方は非対称です。
腕に利き手があるように、足にも器用な利き足と、体重を乗せやすい軸足があります。
普通の人は、ボールを蹴る足が利き足です。
あるいは、足を揃え直立した姿勢で後ろから背中を押されたときに、一歩前に出る足が利き足です。
足の場合も手と同様に、利き足は細かな動きができますが体重を支えるのが苦手で、軸足は体重をしっかりと支えてくれますが、細かな動きは苦手です。
また、日本人の場合、右利きの人が多いので、利き足が右足の人が多いようです。

余談ですが、自然にできたコブは左右の大きさが違う場合が多く、右ターン(左外足)は直線的で、左ターン(右外足)が外に膨らんでいます。
向かって左側の下2/3の急斜面(体感30度ぐらい)にできたコブ、特に左から2本目を見てください。
左ターン(右外足)が、大きく膨らんでいるのが分かると思います。

(ボケている写真ですいません)

踵に荷重する

立ち止まった時に、無意識に踵に荷重する、これが今オフシーズンの課題の1つです。
スキーのターンにおいて、谷回りから山回りになり、板のたわみを引き出すときに踵(あるいはくるぶし)に荷重します。
感覚なので人により違いがあると思いますが、くるぶしから踵辺りが一番板がたわむ位置だと思います。
私の軸足は左足で、信号などで立ち止まると無意識に左足に荷重が多くなっていました。
左足の時は、ちゃんと踵あたりに荷重が出来ています。
しかし、立ち止まる時に右足に体重を乗せようとすると、どうしてもつま先よりに荷重をしてしまいます。
その後、踵よりに荷重位置をづらすのですが、不安定でしっくりきません。
しばらくその原因が分からなかったのですが、どうも右股関節の前傾の具合(頭の位置でほんの数センチです)が少ないということが分かってきました。
また、膝も伸展しすぎていました。
これらのことを意識しながら約1か月、違和感バリバリだったのが、立ち止まる時にだんだんとスムーズに右足踵に体重が乗るようになってきました(^.^)

最後に

シーズン中、荷重する位置を探しながら大回りをしていました。
この部分が無意識にできるようになると、よりスムーズな大回りが出来るようなる気がします。
まだまだオフシーズンは続くので、体にしみ込むまで頑張りたいと思います。

 

【オフトレ日誌21-2】スキーの課題と鵞足炎(がそくえん)の関係 はこちら

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