気候変動により、ヨーロッパアルプスでは氷河の減少が続いています。
気温上昇に伴う氷河の融氷を抑えるために、夏の間ポリエステル製の巨大な白布を氷河の上にかける試みが行われています。
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この白布により、融氷を50~70%抑えることができるそうです。
スイス、ローヌ川の源流、ローヌ氷河(Rhone Glacier)で始まったこの試みは、夏の観光資源としての氷河を守ることや氷河スキー場の維持のため広まり始めました。
今では、氷河スキー場のオーストリアのStubai GlacierやイタリアのPresena Glacierでも行われています。
ところで、この白い布をどうやって氷河の上に敷くとわかりますか。
細い長い布を敷いて、ミシン(?)で縫い合わせるています。
夏の間の努力があって、冬のスキーが楽しめるんですね。
SkiArena Andermatt-Sedrun、スイス
ゲムスシュトック(Gemsstock)山の山頂直下を源にするGurschengletscher氷河の上がスキー場の一部です。
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