ショッキングなニュースが飛び込んできました。
去る2020年10月12日午前2時(現地時間)、ウクライナにあるヨーロッパ最大のスキー生産工場であるフィッシャーの工場で大規模火災が発生しました。
映像から平屋の工場の屋根が焼け落ちていることがよく分かります。
夜中の火災で、負傷者がいなかったことが不幸中の幸いでした。
工場の概要
この工場は、スキー、ホッケーのスティック、ランニングシューズなど、ヨーロッパ最大のスキーメーカーであるフィッシャーグループの85%の生産能力がありました。
クロスカントリースキーが約180モデル、アルペンスキーが約130モデルとフィッシャーのスキーの60%が生産されています。
加えて、この工場では、Scott、Stöckli、Tecno Pro、Hagan、Rossignol、Alpina、Splitkein、Tecnoのスキーも生産され、その7割はオーストリアの物流センターに向かい、そこから日本、カナダ、アメリカなど43カ国に輸出されていました。
ウクライナのニュースサイトに、炎上中の写真が掲載されています。
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フィッシャー Mukachevo工場 Zakarpattia ウクライナ
発音が分からないので、ウクライナ語で表記にさせていただきます。
地図を拡大し、航空写真で見ると工場の大きさがよく分かります。
最後に
フィッシャーの日本向けモデルもこの工場で生産されてたのですね。
今シーズンの早期予約モデルは入荷できるのでしょうか。
また、ストックリー(Stöckli)の板への影響がでる可能性があります。
心配です。
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