2024年2月22日(火)、北米で最も早く米国コロラド州Wolf Creek Ski Areaがオープンしました。
北米でファーストラン
まずは、北米で一番初めにリフトに乗り、一番初めに滑り出した人の自撮り映像をご覧ください。
Wolf Creek Ski Area
Wolf Creek Ski Area(ウルフ クリーク スキー場)はコロラド州南西部にあるスキー場で、Pagosa SpringsとSouth Forkの間のウルフクリーク峠に位置していて、雪深いことで有名です。
リフト
- 高速4人乗りリフト :3基
- 4人乗りリフト :2基
- 3人乗りリフト :2基
- 2人乗りリフト :1基
- シュレップリフト :1基
- スノーエスカレーター:2基
降雪記録
ウルフ クリークは、大量の雪が降ることで知られていて、その歴史上、記録的な大雪の年が何度もありました。
1978/1979シーズンには、2,050cm(807インチ)の降雪を記録しました。
翌1979/1980シーズンの降雪は1,855cm(730.5インチ)でした。
リフト券とシーズン券
日本でも高騰を続けるリフト券、北米は日本のはるか上を行っています。
しかし、料金に工夫があり、アメリカ人の感覚では日本より割安かもしれません。
最低時給
米国も州により最低時給が決まっており、日本の最低時給と比較することで、その購買力の差を知ることができます。
次の表のとおり、米国の時給は日本の倍です。
すなわち、米国人が1万円の物を買う時の感覚は、日本人が5千円の物を買う時の感覚と同じということです。
米国
- ワシントン州 :2,442円(16.28ドル)最高額
- カリフォルニア州:2,400円(16.00ドル)
- ニューヨーク州 :同上
- コロラド州 :2,163円(14.42ドル)
1ドル=150円として計算
日本
2024年10月発効の最低賃金時間額(時給)
- 東京都:1163円 全国最高
- 大阪府:1114円
- 北海道:1010円
- 秋田県: 951円 全国最低
- 福島県: 955円
- 新潟県: 985円
- 長野県: 998円
- 岐阜県:1001円
- 兵庫県:1052円
リフト1日券とシーズン券
次に大人のリフト1日券とシーズン券の料金をみてください。
一見、高額に思えますが、最低時給で考えた購買力を考慮すると、アメリカ人にとってはたいした値段ではありません。
加えて、初心者用の価格、地元の方の特別料金を用意していて、気軽に行ける値段であり割安です。
特に初心者にとっては、日本のリフト券の方が高額です。
そして、早割シーズン券の価格は、たった12日滑れば元がとれます。
しっかりとした、価格戦略が見てとれます。
リフト1日券券
- 大人 :13,650円($91)
- 初心者用: 75,00円($50:初心者用リフトのみ)
- 地元用 :10,200円($68:特定日のみ)
シーズン券
- 早割 :159,300円($1,062)
- 通常 :198,900円($1,326)
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