【5位争いに決着】2023/2024 オープンの早いスキー場 トップ5

スキー場 国内

2023年10月20日(金)、スノーパーク イエティが25年連続日本一早くオープンしたことにより、2023/2024シーズンが開幕しました。
今シーズンから人工造雪機を導入する菅平高原スノーリゾートは、10月21日にオープンを目指していましたが、突如マシントラブルに襲われオープンの目途が立たなくなりました。
そんな中、突如新設スキー場が現れました。

11月18日更新

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オープン日予想

第1位 スノーパーク イエティ

オープン日:10月20日(金)

大方の予想通り、イエティが25年連続日本一早くオープンしました。
イエティの強みは、なんといってもその強力な造雪能力で、わずか7日間でゲレンデを造ることが可能です。
他のスキー場はゲレンデを造るのに3週間以上かかるので、競合の状況をみながらオープン日を決めることができ、負けることがありません。
この連続日本一記録はどこまで伸びるのでしょうか。

静岡県裾野市
過去のオープン日  :2022年10月21日(金)
          :2021年10月22日(金)
          :2020年10月30日(金)
オープン時のゲレンデ:Aゲレンデ(公称1000m、高低差約150m)
人工造雪機(ICS)  :有(造雪能力:650トン/日)

イエティのHPより

 

第2位 軽井沢プリンスホテルスキー場

オープン日:11月1日(水)

軽井沢プリンスホテルスキー場は過去10年以上、11月3日(文化の日)にオープンしていました。
(11月3日が日曜日の場合は11月2日、月曜日の場合は11月1日)
今年、水曜日の11月1日にオープンすることは驚きです。
早い段階で菅平が10月21日にオープン予定と発表したことに触発されたのでしょうか。

長野県軽井沢町
過去のオープン日  :2022年11月3日(木・祝)
          :2021年11月3日(水・祝)
          :2020年11月3日(火・祝)
オープン時のゲレンデ:くりの木コース(383m/最大斜度10度/平均斜度6度)
          :プリンスゲレンデ(376m/最大斜度18度/平均斜度10度)
人工造雪機(ICS)  :有(造雪能力:450トン/日)

 

第2位 F VILLAGE Snow Park

オープン日:11月1日(水)

北海道北広島市
過去のオープン日  :新設
オープン時のゲレンデ:Bコース(55m/最大斜度18度)
オープン時のリフト :スノーエスカレーター
人工造雪機(ICS)  :有

10月2日、プロ野球日本ハムファイターズの球場横に、F VILLAGE Snow Park(エフビレッジ スノーパーク)がオープンすることが発表になりました。
スノーパークを造成していることをまったく把握しておらず、ただただ驚いています。
規模は小さめですが、斜面にPIS・LABを敷き、人工造雪機でゲレンデを造り、スノーエスカレーターで輸送するしっかりとしたスキー場です。
他のスキー場に比べ造雪機は小型のもので、ピスラボの上に薄く雪を撒いた状態でオープンです。

 

第4位 狭山スキー場

オープン日:11月3日(金・祝)

10月5日、狭山スキー場は11月3日(金・祝)にオープンすると発表しました。
かつてはイエティと争い、10月中旬にオープンしていましたが、リフトをスノーエスカレーターに改修後、早期オープンにはこだわっていなようです。
昨年は人工造雪機の故障があり、オープンが遅くなりました。
標高が低く気温が高いので、9月中旬から造雪を始めた場合、ゲレンデを造るには約50日かかっていましたが、今年は10月1日のウォーターフェス営業終了後、約30日でオープンです。

埼玉県狭山市
過去のオープン日  :2022年11月19日(土)
          :2021年10月30日(土)(プレオープン:10月29日)
          :2020年11月12日(木)
オープン時のゲレンデ:全面滑走可(約300m x 幅約30m)
人工造雪機(ICS)  :有(造雪能力:200トン/日)

造雪の様子です。

 

第5位 横手山スキー場

オープン日:11月3日(金・祝)>11月18日(土)

横手山は人工「造雪」機を備えておらず、人工「降雪」機でゲレンデを造るので、ゲレンデ造りを行うためには気温が氷点下になる必要があります。
昨年は11月3日のオープンを目指しましたが、思うように気温が下がらず11月9日オープンとなりました。
人工降雪機導入から4年目を迎え、降雪技術の向上もあったのですが、気温が下がらずオープン予定が延期となっていました。

長野県山ノ内町
過去のオープン日  :2022年11月9日(水)
          :2021年11月19日(金)
          :2020年11月14日(土)
オープン時のゲレンデ:海和ゲレンデ(420m)
人工造雪機(ICS)  :無

 

第5位 ホワイトピアたかす

オープン日:11月18日(土)

人工造雪機を備えたホワイトピアたかす。
横手山のオープンが遅れ、同日5位となりました。

岐阜県郡上市
過去のオープン日  :2022年11月19日(土)
          :2021年11月20日(土)
          :2020年11月20日(金)
オープン時のゲレンデ:アイスクラッシュゲレンデ
オープン時のリフト :エコーペアリフト(約510m)
人工造雪機(ICS)  :有

 

対抗(だったスキー場)

札幌国際スキー場

オープン日:11月17日(金)延期

11月11日より気温が下がってきて、降雪もありました。
しかし、残念ながら11月14日にオープン延期の発表がありました。

北海道札幌市
過去のオープン日  :2022年12月2日(金)
          :2021年11月26日(金)
          :2020年11月28日(土)
オープン時のゲレンデ:
オープン時のリフト :エコークワッドリフト(1,005m)、メルヘンクワッドリフト(1,300m)、スカイキャビン8(2,000m)
人工造雪機(ICS)  :無

菅平高原スノーリゾート

オープン日:10月21日(土)>11月25日

当初は10月21日オープンを目指していましたが、人工造雪機の故障によりオープンが11月25日(土)に延期となりました。
急遽、もう一台、他のメーカーの造雪機を追加しました。

長野県上田市
過去のオープン日  :12月上旬
オープン時のゲレンデ:裏太郎ファミリー
人工造雪機(ICS)  :有

人工造雪機導入! 10月21日(土)オープンを目指す 菅平高原スノーリゾート はこちら

 

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かつてのライバル

残念ながら、ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県)とスノークルーズオーンズ(北海道)から、人工造雪機を稼働しないと発表がありました。
人工造雪機の老朽化が進み修理を行わないと判断したようです。

スノークルーズ オーンズ

北海道小樽市

オープン予定日   :2023年12月中旬
過去のオープン日  :2022年11月19日(土)
          :2021年11月20日(土)
          :2020年11月20日(金)

ウイングヒルズ白鳥リゾート

岐阜県郡上市

オープン予定日   :2023年12月15日(金)
過去のオープン日  :2022年11月3日(木・祝)
          :2021年11月12日(金)
          :2020年11月6日(金)

 

2023/2024 完全網羅 10月、11月にオープンするスキー場 はこちら

コメント

  1. F VILLAGE Snow Parkは初耳でした。

    入場料2時間2200円、フルレンタルセット2h8800円、コンシェルジュスタッフがレンタル用具サポートからゲレンデ雪遊びまでご案内、事前予約制プライベート専用スクールと、何とも訪日外国(アジア)人向けな感じがします。

    道外からの観光客や札幌市民にも雪斜面遊びの需要はそれなりにあるかもしれませんが、11月にはなさそうです。わざわざピスラボにICSを入れてまでするのは、冬は北海道ボールパークが不需要期になるためスノーパーク単独では利益を取れなくてもいいということかとも思いましたが、球場の運営者とは別でした。

    ウイングヒルズも菅平もこの時期の気温は札幌と同じくらいでオーンズだってできていたのだから、11月初旬でも平年並みなら雪が溶けて困るということはないでしょうし、長さ100mもあるかの場所ならICSでもそこまでの造雪コストにはならないことで採算が合うという見立てでしょうか。

    菅平が始めたのもそうですが、ICSの価格が昔に比べて下がって、造雪のエネルギー効率も良くなっているのかもしれませんね。

    札幌ならではの興味深い試みだと思います。

    • 私も雪が初めての外国人の方がターゲットだと思います。
      札幌空港も近く、観光ついでにちょっとスキーを体験されたい方にはいいかもしれませんね。