年間出荷台数7000セット。購入を真剣に考えています、衝撃吸収スプリング「ski～mojo」

痛みと疲労を軽減する衝撃吸収スプリング、スキー、スノーボード用装具「ski～mojo（スキーモージョー）」の2022年度の売上が4,000セットに達し、2023年度は7,000セットを超えそうな勢いです。
私は膝に爆弾を抱えているので、まえまえから気になっていました。
数年後には、購入しているかもしれません。

ski～mojo
1. Q＆A
2. 価格
最後に

ski～mojo

ski～mojoは、Ski-Mojo社が製造販売し、15年以上に渡り、何千人ものスキーヤーやスノーボーダーがゲレンデで快適に過ごせるよう下肢をサポートする装具です。
数々の賞を受賞し、特許を取得しています。
膝を痛めたことがある人ならわかると思いますが、滑走中の強い負荷は、不安になるばかりではなく、筋肉や靱帯を痛めてしまいます。
そこで、サポーターを着けるわけですが、布製ではどうしても負荷軽減能力に限度があります。
また、筋肉が衰えてくると、滑りの質を維持することが難しくなります。
そのような時、ski～mojoを装着すると筋力の負担を大きく軽減し、安心して滑りを楽しめるようになります。

その使用方法はいたって簡単、太ももの付け根にハーネスを取り付け、片足づつ装具を取り付けるだけ、装着にかかる時間は僅か数分です。

装着しての滑走シーンです。
まったく、滑りに違和感がないですね。
ski～mojoの上からウェアを着れば、装着していることが全く分かりません。

Q＆A

Q＆Aがあったので、その中からいくつかをご紹介します。

Q. 膝の靭帯や軟骨に障害があるのですが、サポートになりますか？

A. はい、ski～mojoの最も得意とするところです

主に2つのメリットがあります。
まずはじめに、ski～mojoの推奨セッティングでは、膝の負担が約33％軽減されることにより膝にかかるストレスも軽減されます。
このことにより、スキーをよりコントロールしやすくなり、さらなる怪我のリスクを低減し、普段現れる痛みや不快感を軽減または取り除くことができます。
次に、スキーをするとき、膝には常に「わずかなあそび（chatter）」があり、これが膝の炎症や腫れの原因となります。
ski～mojoの衝撃吸収サスペンション・システムは、この「あそび」と「負荷」を吸収します。

Q. ski～mojoを着用して転んだら痛いですか？

A. 転倒しても、着用せずに転倒した場合と何ら変わりありません

ski～mojoのロッドは脚の横を通っているため、車のサイドインパクト・プロテクション・バーと同様、衝撃を緩和します。
しかし、状況によっては、例えば転倒してロッドの先端が当たった場合、鍵をポケットに入れていて転倒した場合と同じように打撲を負う可能性があります。
脚とロッドの間にはネオプレンの層があり、通常は折り返して「二重」にすることができます。
打撲のリスクをさらに減らすために、ロッドと脚の間にフィットするパッドを追加することもできます。
転倒したり、他のスキーヤーやボーダーに横からぶつけられたりした場合、ski～mojoが衝撃の大部分を吸収します。
衝撃はski～mojoのロッドに分散され、受けた衝撃を緩和する効果があります。

ski～mojoが衝撃安全装備であると主張することはできませんが、何人かのユーザーが、ski～mojoを着用していなければもっとひどい怪我をしていたことでしょう。
それ以外、通常のたんこぶや打撲以外の怪我をしたという話を聞いたことがありません。

Q. ski～mojoは、スキー技術に影響しますか？

A. はい！

ski～mojoは、スキー滑走時の自然な関節の動きをサポートし、正しい姿勢を保つのに役立ちます。
また、スキーの負荷を減らすことにより、楽に、そしてより長く滑ることができるようになります。

価格

体重別に３製品あり、価格は全て同じです。

サイズ

Ski Mojo 75：体重 75 kg 以上
Ski Mojo 55：体重 55～75 kg
Ski Mojo 45：体重 45～55 kg

価格

£594.00（約11万円：1ポンド＝185円）

Last year 4000 Ski Mojos were sold. in 2023 we expect the figure to increase to 7000 – have you got yours yet? pic.twitter.com/OuoTBLs9UI

— skimojo (@theskimojo) July 15, 2023

最後に

靱帯再建手術を行ったことがある方はDonJoyを連想したのではないでしょうか。
医療用のDonJoyはski～mojoのように、金属（現在は樹脂）のサポーターで足を挟み、膝部分にヒンジが入っています。
これだけでも、大きく膝にかかる負荷を低減してくれますが、ブーツから太腿の付け根までサポートをしてもらえば、より大きな効果が望めそうです。