なぜ合併しない!? 一体運営している隣接するスキー場トップ5

スキー場 国内

全国には、個別のスキー場として紹介されていても、お互いに滑り込める、あるいはリフトで連絡しているスキー場が40か所以上あります。
代表的な例として、4つのスキー場が連絡しているニセコユナイテッドや、志賀高原マウンテンリゾートが挙げられます。
その中で、なぜ合併しないの? と不思議に思えるくらい親密なスキー場トップ5をご紹介します。

スポンサーリンク

親密度の定義

どのくらい統一した運営を行っているかを測るため、スキー場同士の親密度を次の項目で点数化してみました。

1項目1点の8点満点とします。

  • リフト・ゴンドラで連絡されている
  • 共通1日券の販売がある
  • スキー場毎の1日券の販売が無い
  • 共通シーズン券がある
  • スキー場毎のシーズン券が無い
  • ホームページのドメインが同じ
  • ホームページのテンプレート(見た目)が同じ
  • 運営者が同じ

例えば、多くの方が、ひとつのスキー場だと思われている志賀高原は18か所(5運営会社)のスキー場からなり、親密度は3点です。

例:志賀高原マウンテンリゾート

親密度:3点

  • 0.5点:リフト・ゴンドラで連絡されている
    (中央エリアと熊の湯間は車での移動が必要です)
  • 1点 :共通1日券の販売がある
  • 1点 :共通シーズン券がある
  • 0.5点:ホームページのドメインが同じ
    (統一されたホームページがありますが、個別のホームページもあります)

 

スポンサーリンク

親密度 トップ5

5位から順番に発表です。

5位 苗場スキー場 & かぐらスキー場

親密度:5.5点

第5位は、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(旧株式会社プリンスホテル)が運営する苗場スキー場とかぐらスキー場で、日本最長ゴンドラのドラゴンドラ(5,481m)で連結されています。
滑走可能エリアもさることながら、2018/2019シーズンまでは志賀高原を抑え、日本で最も利用者の多いスキーエリアでした。
あまりにも大きいので、個々のスキー場のリフト券とシーズン券は販売されています。
また、両スキー場のみの共通シーズン券はありませんが、八海山スキー場を合わせた3スキー場共通シーズン券と、西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する9スキー場の共通シーズン券は販売されています。

    苗場スキー場 かぐらスキー場
リフト ロープウェイ:2基
ゴンドラ:4基(注)
クワッド:9基
ペア  :15基
ゴンドラ:2基
クワッド:4基
ペア  :5基
ロープウェイ:2基
ゴンドラ:1基
クワッド:5基
ペア  :10基
運営
会社
(株)西武・プリンスホテルズワールドワイド 同左 同左
住所 新潟県湯沢町 同左 同左

(注)両スキー場の間のドラゴンドラを数に加えています。

 

4位 星野リゾート アルツ磐梯 & 猫魔スキー場

親密度:6点

第4位は、星野リゾートが運営するアルツ磐梯と猫魔スキー場です。
実はこの2つのスキー場、リフトでは連絡しておらず、リフトを降りて約15分、800mの雪上徒歩ルートで結ばれています。
ここにリフトをかける計画があるのですが、国有林であるために開発許可取得に時間がかかっています。
連絡リフトが完成すれば、シーズン初めと春スキーの猫魔エリア、ハイシーズンのアルツ磐梯エリアと最高のスキー場が完成します。

実現可能な巨大なスキー場 福島編 はこちら

    アルツ磐梯 猫魔スキー場
リフト クワッド:2基
ペア  :10基
クワッド:2基
ペア  :5基
ペア  :5基
運営
会社
(株)星野リゾート 磐梯リゾート開発(株) (株)猫魔リゾート
住所 福島県 磐梯町 北塩原村

 

3位 スカイバレイスキー場 & ハイパーボウル東鉢

親密度:7点

第3位は、兵庫県のスカイバレイスキー場とハイパーボウル東鉢で、ホームページもシームレスに繋がっていているのですが、ドメインが違うため惜しくも満点を逃してしまいました。
両スキー場は、ハチ・ハチ北の西、最も近い場所は直線距離で1kmもありません。
4つのスキー場を統合し、巨大なスキーエリアができればいいですね。

    スカイバレイ ハイパーボウル東鉢
リフト トリプル:1基
ペア  :8基
トリプル:1基
ペア  :4基
ペア  :4基
運営
会社
(株)ユースランド 同左 同左
住所 兵庫県 美香町 養父市

 

1位(同点) ハチ高原スキー場とハチ北高原スキー場(ハチ・ハチ北)

親密度:8点(満点)

親密度が満点のエリアが2か所あり、その1つが兵庫県最大の集客力を誇るハチ高原スキー場とハチ北高原スキー場で、ホームページもシームレスに連携して、ひとつのスキー場にしか見えません。
2021/2022シーズン、両スキー場合わせて18万人近い利用者がありました。
ハチ北スキー場が兵庫県香美町、ハチ高原スキー場が養父市になることが合併できない一因かもしれませんが、市町村どころか県境を跨るスキー場も多々あるので、絶対的な理由ではないと思われます。

  ハチ・ハチ北 ハチ高原スキー場 ハチ北高原スキー場
リフト クワッド:3基
トリプル:5基
ペア  :9基
シングル:3基
クワッド:1基
トリプル:4基
ペア  :4基
シングル:2基
クワッド:2基
トリプル:1基
ペア  :5基
シングル:1基
運営
会社
  鉢伏開発観光(株)
ハチ高原(株)
鉢伏開発観光(株)
住所 兵庫県 美香町 養父市

1位(同点) よませ温泉スキー場とX-JAM高井富士(Mt. KOSHA)

親密度:8点(満点)

もうひとつの親密度が満点のエリアは、長野県山ノ内町のよませ温泉スキー場とX-JAM高井富士で、高社山の南斜面に広がり、以前は別々のスキー場でしたが、連絡リフトにより繋がりました。
かつて、この2か所に加え、高社山の北斜面の牧の入高原スノーパーク、木島平スキー場、やまびこの丘スキー場(廃止)の5か所のスキー場を統合する計画がありました。
統合の話は流れてしまい、その後、真ん中のやまびこの丘が廃止になったことにより、北斜面の木島平村と南斜面の山の内町エリアは分断されてしまいました。
同じ北志賀と呼ばれている、竜王スキーパークと小丸山スキー場は少しだけ離れています。

この2つのスキー場、実質1つのスキー場なのに、なぜ別々の名称を残しているのか、不思議で仕方ありません。
大きなスキー場の方がネームバリューも上がると思うのですが。

実現可能な(していた)巨大なスキー場 長野編 その2 はこちら

  Mt. KOSHA よませ温泉スキー場 X-JAM高井富士
リフト クワッド:1基
ペア  :8基
クワッド:1基
ペア  :3基
ペア  :5基
運営
会社
(株)マックアース 同左 同左
住所 長野県山ノ内町 同左 同左

 

最後に

どうでしたか?
今にも合併しそうですよね。
合併しない理由として考えられることとしては、スキー場の資産、借入金、税金などの問題があると思われますが、詳細は不明です。
ひとつのスキー場の中に複数の索道会社があることは珍しいことではありませんが、ブランド戦略として、ひとつの大きなスキー場としてアピールしていく方が、集客にとって良い影響を与える気がします。

コメント