【オフトレ日誌21-3】(続)スキーの課題と鵞足炎(がそくえん)の関係

スキー

鵞足炎の痛みが出てから1か月半、歩き方を注意するようになり痛みは治まりました(^.^)
重心移動もスムーズに行くようになり、歩き方に安定感が増してきたように思います。

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課題

右側の骨盤が少し前に出ている関係で、どうしても左右の足の動きが非対称でした。
意識をせずに立ち止まると、左足踵付近に荷重し、右腰が前に出ています。
加えて、右足が突っ張っているので、右腰が左腰よりやや高い位置にあります。
右足の踵は少し浮き気味になり、つま先で地面に接します。
この姿勢が、私にとって一番自然でした。

しかし、この姿勢だと次の問題が発生していました。

  1. 右足に荷重したときに、すっと踵に荷重することができない(つま先、そして踵と荷重が二段モーションになる)
  2. 右足を前に足を出す時に、右腰も前に出てくる
  3. 右足が着地する時に、右太股の内旋動作が強くでる。

鵞足炎の主な原因は、(2)と(3)です。
今まで問題が起こらなかったのは若かったからで、歳と共に筋肉の柔軟性がなくなり、鵞足炎の症状がでてきたのだと思います。

解決方法

長年体にしみ込んだ動きで、かつ骨盤自体の矯正を行えるわけではないので、そうそう簡単には治りません。
しかし、日々の積み重ねで、少しづつ改善されてきました。

右足に荷重したときに、すっと踵に荷重する

まずは、静止状態で踵に荷重するところから始めました。
右股関節が伸び頭が後ろ寄りだったのを、股関節に少し溜めを造り頭を前よりにすることで、しっくり踵に荷重できるようになってきました。

右足を前に足を出すときに、右腰を前に出さない

これは、左腰を意識することで改善しました。
右足を前に出すときは、左足が軸足になっていて、左股関節が曲がったままでした。
そこを、右足を前に出すと同時に、左股関節を伸ばす、すなわち左腰を前に出すようにしました。

右足が着地する時に、太股の内旋動作を行わない

右足を前に出すときに左腰が前にでてくるようになると、左右の腰の前後差があまりない状態で右足が地面に着地します。
そうすると、体が左回転をする要素が少なくなり、右太ももの内旋動作も行わなくなりました。

最後に

コブを滑っているとき、板がすっぽ抜けるのはほぼ右外足でした。
それは、右足荷重の時に右股関節が伸びぎみで頭が後ろにあったことが原因だと思います。
体にしみ込んだ動きを変えるのは時間がかかるで、夏の間にコツコツと練習したいと思います。

 

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