全日本スキー技術選手権に続き、2021年3月8日(月)に行われた第38回デモンストレーター選考会において、男性20名、女性8名のナショナルデモンストレーターが選出されました。
デモンストレーター選考会
日本には2つのスキー団体があり、一つはSAJ(全日本スキー連盟)、もう一つはSIA(日本職業スキー教師協会)です。
今回行われたのはSAJのデモンストレーターを決める選考会で、通常は2年に1度行われます。
本来は昨年行われるはずでしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、3年ぶりの開催です。
デモンストレーターには、全国で活躍し日本を代表して全世界のスキー技術の発表会、インタースキーに出場するナショナルデモンストレーターと、主に県内のスキーの普及にと止めるSAJデモンストレーターがあります。
この選考会では、ナショナルデモンストレーター(以下Nデモ)28名とSAJデモンストレーター(以下SAJデモ)候補30名が選出されました。
世代交代のナショナルデモンストレーター
男性
前回選出されたNデモ20名のうち、8名がデモ戦から引退しました。
新たに選出された顔ぶれは、前Nデモ10名、元Nデモ2名、前SAJデモ3名、元SAJデモ1名、初選出4名となり、ちょうど半数が入れ替わったことになります。
県別では北海道が最多の5名で、4名の長野、3名の新潟、富山と続きます。
女性
前回より2名増え、8名が選出されました。
また、2名の方がデモ戦から引退されました。
新たに選出された顔ぶれは、前Nデモ3名、前SAJデモ1名、元SAJデモ1名、初選出3名です。
県別では、3名の北海道に続き、新潟から2名が選出されています。
ナショナルデモンストレーター認定者
男性
北海道 武田 竜、百瀬 純平、須川 尚樹、片岡 嵩弥、大場 奨三
青森県 尾崎 隼人
秋田県 鈴木 洋律
長野県 丸山 貴雄、徳竹 剛、津村 悠、丸山 淳也
新潟県 岡田 慎、栗山 太樹、本田 佳祐
富山県 高瀬 慎一、水口 雄太、安達 郁朗
山梨県 石田 俊介
岐阜県 石水 克友、 金子 祐大
女性
北海道 大場 優希、谷藤 遥、弓野 華緒
東京都 荒井 佑沙
長野県 春原 優衣
新潟県 青木 美和、栗山 未来
富山県 飯田 あゆみ
最後に
3年ぶりの開催ということもありますが、約半数の10名がデモ戦から引退し、メンバーががらりと入れ替わり、世代交代がすすんだ感があります。
ベテランと若手が融合して、スキー界を盛り上げていってほしいですね。
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