SAJスキー検定2級で72点が出たらクラウン!?

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シーズンも中盤に差し掛かり、練習の成果を試すために検定を受ける人も多くなってきたことと思います。

SAJスキーバッチテストには5級から1級、そしてテクニカル、クラウンプライズまで7段階あります。

検定で合格点を出すだけでも凄いことなのですが、受験者の中には加点で合格する人もいます。

もし、2級をクラウンレベルの人が受験したら、何点出るか推論してみました。

合格点と推論

みなさんご存じだとは思いますが、各バッチテストの合格点を再確認したいと思います。

表:バッジテストと合格点

バッジテスト合格点
クラウンプライズ80点以上(4種目の平均)
テクニカルプライズ75点以上(4種目の平均)
1級70点以上(4種目の平均)
2級65点以上(3種目の平均)

各レベルの間に5点の差があることになっていますが、実際にはそんな点差はありません。(と、私は思っています。)

では、各レベルでどのくらいの加点があれば、次の級に合格するかを推定してみました。

推定方法
  • 1級、テクニカル、クラウン、受験者の種目別得点分布を調べる。
  • 90%の人がとれる得点を一つ下のレベルのバッジテストの合格直後の人の得点と仮定する。

クラウンの得点分布

クラウン受験において、どの種目でもほとんどの人は78点以上とることができています。

すなわち、テクニカル合格直後の人が受験してもクラウンで78点を出すことができる可能性が大変高いと考えられます。

よって、テクニカル合格直後の人がクラウンを受験したときの得点を78点と推論します。

表:クラウン受験者の得点分布(新潟県4会場、延べ182名)

得点フリー大回り小回り不整地
84   1%
83    
82   1%
813%2%3%4%
8017%23%22%18%
7955%52%43%44%
7823%22%29%26%
771%2%3%4%
761% 1%2%
75   1%
74    
73    
72   1%

テクニカルの得点分布

テクニカル受験者の得点分布は、クラウン受験者に比べてばらけて(分散して)います。

90%以上の人は72点をとることができていることから考えると、1級直後に受験しても72点とれる可能性が高そうです。

表:テクニカル受験者の得点分布(新潟県3会場、延べ181名)

得点フリー大回り小回り不整地
781%1%1% 
771%1% 1%
762%1%3%4%
758%7%8%12%
7430%30%30%31%
7341%36%43%30%
7212%18%12%16%
713%5%3%2%
702%2%1%2%
69   1%

1級の得点分布

申し訳ございません、ちゃんとしたデータを持っていません。

感覚的なことで大変申し訳ないのですが、1級受験者で67点を見たことはほとんどないので、2級合格直後に受験したとしても、1級で68点はとれると推論します。

相関関係

今までの推論から各テストでの合格者が次のレベルのテストを受けた時にとれるであろう点を一覧にしました。

そうすると、2級で72点(7点加点)をとれると、クラウンレベルとなります。

表:バッジテスト別、得点相関関係

 2級
での得点
1級
での得点
テクニカル
での得点
クラウン
での得点
クラウン合格レベル72757780(合格点)
 71747679
テクニカル合格レベル707375(合格点)78
 697274 
 687173 
1級合格レベル6770(合格点)72 
 6669  
2級合格レベル65(合格点)68  

最後に

2級で7点加点すればクラウンということが分かりましたね(笑)

実際のところ、2つ上のレベルとの相関関係は微妙ですが、一つ上のレベルを受験する時の参考にはなると思います。

これから受験する人も多いと思いますが、みなさん頑張ってください。

 

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