【滑走日誌21-1】(祝)吹雪の中の初滑り、ガーラ湯沢スキー場

スキー場 国内

ついに、ついに、2020/2021 シーズンが始まりました。
長かった8か月間、よく耐えました(笑)
予報が吹雪であろうと、雪があれば突撃するのみです。

恒例の一枚から

向かう先は、ホームゲレンデ、ガーラ湯沢です。
いつものように、直行新幹線の始発に乗り込みます。
宅急便で板を送ろうと思っていたのですが、大雪の予報がでていて、危険なにおいが漂っていたので手持ちにしました。
オープンが延期になり、12月19日(土)が初めの週末で、新幹線は久々に見る満席でした。
この日を待ちわびていた人の気持ちがよく分かります。

どきどきワクワク

初日は何から何までドキドキです。
チケットレス化がすすんだのも、不安の一因です。
昨年からですが、新幹線の乗車は完全にチケットレス、モバイルSuicaを「ピッ」で終わりです。
新幹線のチケットをモバイルSuicaアプリに取り込むことという作業もなくなり、Webで購入しモバイルSuica番号を入力するだけなので、本当に自分の携帯に紐づけられているのか確認する方法がありません。
改札をくぐれて、ほっとしました。

ガーラ湯沢につくと、1年に1回だけの行事が続きます。
まずは、シーズンロッカーのカギの受け取りです。
昨年までは入金後、引換用の手紙がきていましたが、今年はメールのみ。
名前が書いてある分、少し安心でした。
カギを無事受け取り、ロッカーに向かいます。
シーズン中はロッカーに、板、ウェアなどすべての道具を入れているので、滑れなくなるような致命的な忘れ物をすることはありません。
しかし、家から持ってくることを忘れるとどうしようもないので、荷物に入っていることを願いながらロッカーに詰めていきます。

まだまだ、ドキドキは続きます。
次は、ブーツです。
足の形は結構変わるもので、中には夏の間に太ってブーツが合わなくなる人もいます。
家で試し履きをすればよいのですが、大丈夫と自分に言い聞かせて、なぜかぶっつけ本番です(笑)

何とか、履けたようです。

人工知能による洗礼

今シーズンから、ゲートシステム導入され「ICカードリフト券」になりました。
HPに載っていた、セールスポイントです。

Point1 WEBで簡単チャージ!!

ICカードリフト券は繰り返し使用できます。お持ち帰りいただくことで、WEBチケットストア「Webket」で、次回からのリフト券をお手持ちのICカードリフト券にチャージ(追加)することができます。

Point2 WEB価格・ダイレクトイン価格でいつでも割引!

はじめてICカードリフト券をWEBで購入される方用にWEB割引価格をご用意しました。お手元にICカードリフト券がなくてもWEB価格でご購入いただけます。2回目以降、お手持ちのICカードリフト券にチャージしてご利用の方は更にお得なダイレクトイン価格でご購入いただけます!

Point3 窓口に並ばずスムーズにダイレクトイン!

2回目以降、お手持ちのICカードリフト券にチャージいただくことで、自動券売機やチケットカウンターに並んでリフト券に交換することなく、直接ゴンドラゲートを通過できる「ダイレクトイン」が可能となります。

と、いいことがいっぱいありますね。
さて、意気揚々とゴンドラ乗り場に到着し、スムーズにゲートをくぐることができました。
が、ここでいきなりショッキングな出来事が!
AI搭載ゲートシステム様から、ゲート通過時に「シニア券です」と声をかけられました。
そうですよ、間違いないですよ、でも、面と向かって言われると寂しくなってしまいました(涙)

深雪パフパフ、足はガクガク

ゴンドラから降り、チアーズ(ゴンドラステーション)を抜け、ゲレンデに立つと、そこは大雪でした。

想像はしていましたが、よく降っています。
ガーラ湯沢の積雪は、チアーズからゲレンデに出るところにある階段を何段下るかで分かるのですが、既に昨シーズンの最深雪を超えている気がしました。
ちなみに、この階段、雪が少ない時には下りですが、多いと登りになります。
不思議ですね(笑)

さて、新しい板のデビューです。
ブーツと合わせたのは半年前の一度きり、おそるおそる板にブーツを装着します。
ビンディングの解放値も適切か、滑ってみないと分からないこともあります。

4人のり高速リフト ソーシャブルに乗車し、エンターテイメント コースに向かいました。
時刻は9時を回っており、既に多くの方が新雪を楽しんだ後でした。
ゲレンデはボコボコに荒れていて、その上にどんどんと雪が降り積もっている状態です。
それでなくても、初めての板で初スキーなのに、怖いのなんのって、上半身はカチコチに固まり、下半身はガクガクです。
重心が前に行ったり、後ろに下がったり、内倒するわで、怖くて怖くてビビリまくりです。
もちろん、お決まりの初ごけも決めました(笑)
そんな状態で4本滑ったというよりは下ったところで足がパンパンになり、寒さもてつだって早くも休憩です。

なんだか寒いレストラン

ゴンドラステーションのチアーズには、1階にパルパル、中2階にブルーシーズ、2階にセランビと3つのレストランがあり、パルパルの入り口付近に無料休憩所があります。
休憩所は建物の中にあるので暖かいはずなのですが、スキーウェアを脱ぐことができません。
朝早くまだ室内が暖まっていないのかと思っていたのですが、友達が気が付きました。
なんと、小窓が開いているのです。

そりゃ、寒いはずです。
例の感染症対策で夏の間に取り付けを行ったようで、この小窓、数メートルおきにあり、全てサッシ分開いていました。
ひんやりとしていましたが、我慢するしかないですね。

復活、そしてすぐにランチ

しばらく休憩をしていたら、北エリアがオープンしました。
休息が良かったのか、朝一に比べて少し板で滑っている感覚がでてきました。
天候は相変わらずで、数本滑って北エリアのレストラン オーレにランチに向かいました。

長いランチタイムを楽しんだ後、少し滑って休憩、また少し滑って早めに上がりました。

見たことのない越後湯沢

夜になっても雪が降り続いています。
しかし、さすが雪国 越後湯沢、道路の除雪はしっかり行われており、車が通行には問題ありません。
ただ、除雪した雪が道路と歩道を隔てるように高く積みあがっています。
この光景、中心地から少し離れたところでは、よく見られることなのですが、駅前でここまで高く雪が積まれたのはいつ以来のことでしょうか。
私の記憶にはまったくありません。

歩道を歩くのは大変

夜の間も絶え間なく雪は降り続いたようです。
翌朝、車道の除雪は行われていますが、歩道の除雪は追いついていません。
ガーラ湯沢の下の方の駐車場から、スキーセンター カワバンガ(ガーラ湯沢駅)に向かう歩道と車道の間に、高い雪の壁ができていました。
この歩道には消雪パイプがあり、常に水が流れているのですが、雪を全て溶かすことはできなかったようです。

送迎バスの上にも、先日ほどではないにしろ、多くの雪が積もっていました。
除雪、お疲れさまでした。

見事なゲレンデ整備

営業が始まっても、小降りですが、雪が降り続いています。
しかし、昨日から一転、ゲレンデはきれいに整備されていました。
ありがとうございます(^^)

混んでいたので2回だけですが、大回りをしました。
やっとスキーをしている気になってきました。

視界が良い時間帯もけっこうありました。
エンターテイメント コース、ピントが合っていなかったので、小さい写真で。

リフト減速運転

しかし、ここでハプニング発生!
ソーシャブル(4人乗り高速リフト)下に雪が降り積もり、板が雪面にあたる場所があり、こすった跡が何本もついていました。
板をとられなければいいのにね、と話していましたが、何度目かリフトに乗った時、その場所でパトロールが自分の板で雪の山を崩していました。
後ろに板が一本立ててあり、もう片方の板かなと思っていたのですが、よくみると柄が違います。
どなたかが板を落とし、それを拾いに来た時に危険な箇所に気が付き、整備を始められたようです。リフトが登っていく、応援がスノーダンプ持って現場に向かっているところをみました。

リフトは超減速運転となり、降り場につくまで15分以上かかりました。
そこでは、板を片方なくされた方がじっと待たれていました。
これは復旧に時間がかかると思い、そのままレストランに直行です。
ソーシャブルと同じ場所から乗車できる、バルーシュも試運転はするのですが、なかなかオープンしません。
リフト乗り場は、あっという間に長蛇の列になり、その状態が1時間は続いたのではないでしょうか。
バルーシュの運転が開始された後にレストランを出て乗車したのですが、案の定、いつも雪が高くなる場所の除雪が行われた跡がありました。

板の感想

雪面が柔らかすぎて、正直、ほとんどどんな板か分かりませんでした(笑)
なんとなく分かったことは、くるくるとよく回り、いくらでも小回りはできそうだということでした。
早く、コブやハードパックした斜面を滑ってみたいです。

最後に

大雪に見舞われた二日間ですが、初滑りを堪能することができ満足できました。
例年、滑りすぎて帰宅前から筋肉痛で悲鳴を上げるのですが、今年はここちよい筋肉痛で済みました。
これから、徐々に体を作っていきたいと思います。

 

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