【練習日誌22 まとめ】もんもんとした状態で終わった、2021/2022シーズン

スキー

2021/2022 シーズン、一言で言うと、もんもんとしたシーズンでした。
シーズン初めに設定していた目標に関しては、8割がた達成できたので良いシーズンだったのかもしれませんが、その目標は弱点を矯正する作業であり、上達を感じられるようなものではありませんでした。

もともと運動が得意ではなく、本当にゆっくりとした速度で上達でして、なんとかここまで滑れるようになりましたが、年々上達のペースが遅くなっています。

目標の立て方

私はシーズン前にも目標を立てますが、シーズンを通しての目標ではなく、その時に直面している課題の何個か改善を目標にしています。
比較的短い期間で改善することもあれば、中には修正(矯正)までに、数年かかったこともあります。
そして、課題をクリアすると次の課題を設定しるようにしています。

大回り

シーズン前の目標

ここ2年、重点的に取り組んでいるのが大回りで、右ターン(左外足)の谷回りでの過度な外向傾の矯正です。
骨盤が左に向いていて外向傾がでやすい傾向にあるので、意識して運動要素を変えることで、体の向きを板の進行方向より内側に向けていきたいと思っていました。

現状(シーズン終了時)

左外足に荷重するときに、頭が板と同じ方向に動き、腰から「く」の時に曲がる癖があることが分かりました。
まだ完全に矯正されたわけではありませんが、右ターン(左外足)の谷回りの過度な外向傾から、ちょっと体が外向きになっているぐらいに改善しました。

来シーズンの課題

谷回りの外向傾は、継続して矯正していきたいと思います。

そして、もう一点、昔からの問題がより顕著になっただけですが、前後のポジションが後ろすぎる点を矯正していきたいと思います。
上下のポジションと前後のポジションは密接に関係しています。
このあたりの感覚が良く分からず、シーズン後半はずっと悩んでいました。
このことが、今シーズンをもんもんとした状態にした一番の原因です。

コブ

シーズン前の目標

ここ数年、滑り方が分からなくなってしまいました。
昔の滑りを思い出すと共に、下からみて、谷回りがしっかりと分かり、ターン孤のサイズでスピードをコントロールする滑りを目指しました。

現状(シーズン終了時)

4月になり、中斜面でできる柔らかいコブで練習を行うようになり、いい感じになってきました。
谷回りで重心を前に移動することで、板のトップが早く下がるようになり、安定して滑れるようになってきたと思います。

来シーズンの課題

少し硬めのコブで同じ滑りができるようになりたいと思っています。
ただ、脚力が必要となることは分かっているので、挑戦をしないかもしれません。

比較検討

ストックワーク

現在のストックワークは、親指と人差し指でストックを軽く握り、手首の動きでストックの先端を前に出しています。
この動作で特段困ることもないのですが、モーグラーの方が、手首を固定して前腕の回内と回外でストックを突くと言われていました。

感想

試してみたところ、あまり違和感なくストックを突くことができました。
ある程度の横移動があるコブや小回りでは、捻り動作とマッチするとスムーズなストックワークとなりました。
しかし、コブを直線的に滑る時には、どのようにしているのかはまだよく分かりませんでした。

最後に

2021/2022シーズンは手ごたえの無いシーズンでした。
しいて良かった点を挙げるとすると、ビデオを見た時に滑りの良し悪しが少し分かってきたように思えます。
ただ、それをどのように改善するかが分かるまでには至っていません。
もんもんとした、夏を過ごしそうです。

 

【練習日誌22-14】1にポジション、2にポジション、3、4がなくて、5にポジション はこちら

コメント

  1. 私も腰から折ってしまう感じがあって、
    股関節で行けるようにオフシーズンの今、体に感覚を覚えさせようとしてまして。。。
    ストックも構え方が微妙なんで、合わせてやってます。
    この姿を他人が見たら変なオッサンです。。。涙

    硬いコブは滑っている人の音を聞いてしまうと、怖気付いてしまいます。。。涙
    転けると痛いんだもん。。。

    • 長年染みついた癖、なかなか治らないですよね(涙)
      人に見られようが、家族から笑われようが、地道な努力しかないと頭の中では分かっているのですが、、、

      硬いコブ、あきらめる気まんまんです(汗)