夏の間、保存した雪でフィンランドの2か所のスキー場がオープン! Ruka と Levi

スキー場 海外

2024年10月5日(土)、氷河スキー場以外で最も早く、夏の間に保存していた雪でフィンランドの2か所のスキー場、Ruka(ルカ) ski resourtとLevi(レヴィ) ski resortがオープンしました。
昨年は2023年10月6日(金)オープンでした。

レビィとの時差は6時間(2024年10月27日までサマータイム中)
日本時間の夕方に滑走している人を見ることができます。

Ruka Ski Resort facebook より

 

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雪を固めて冬まで保存

北極圏に位置するルカとレヴィですが、オープンまでに降雪があるわけではありません。
ほとんどのスキー場では、シーズン初めに人工造雪機や人工降雪機によりゲレンデを造りますが、ルカとレビィではシーズン終了後に、雪を集め大きな畝を造り、巨大な白布(断熱シート)を被せて雪を保存し利用します。
この方法はどのスキー場でも行えるわけではなく、夏の気温が関係してきます。
レビィの7月の平均気温は14度で、この温度であれば夏の間の融雪は5~10%ほどだそうです。
エコロジーでかつコストが押されらえて、よいこと尽くめですね。

動画で、雪を巨大な白布で覆う作業が見れます。
この作業は1か月も続くそうです。

 

白くなっている部分が白布を被せて保存している雪です。


Ruka Ski Resort facebook より

 

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ルカ・スキーリゾート(Ruka ski resort)

10月から翌年6月まで9か月間も滑れる、最も長い期間営業できるスキー場です。

ここ最近、モーグル・ワールドカップの開幕戦はルカで開催されています。
今シーズンも、2023年12月2日(土)に開幕戦が予定されています。
2019年は、ワールドカップ初出場の川村あんり選手がいきなり2位となり、衝撃を与えました。

ほぼ北極圏に位置し、冬は日が昇らないのでナイター設備も充実しています。


“Ruka at night” by Pakkaslumi_ is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

 

HP

 

レヴィ・スキーリゾート(Levi Ski Resort)

近年、11月中旬にワールドカップのスラロームが行われる、フィンランド最大のスキーリゾートです。
冬至を挟んで極夜(きょくや)になる期間もあり、滑りながらオーロラを楽しむことができます。

日本との時差は9時間、ライブ映像です。

 

HP

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