全てのスノーヤーの憧れ(?)、南極大陸でのスキー。
そんな夢をかなえるチャンスが、今ここに!
南極半島スキー トリップの全容をお伝えします。
まず、2022年に行われたツアーの様子をご覧ください。
南極半島
南極半島は、南極大陸から南米大陸の方向に突き出した半島で、その先端は南米ホーン岬から約500kmの距離にあります。
南極半島最北部は南緯63度と南極圏(南緯66度33分以南)よりも北にあり、南極の中では比較的気候が穏やかな地域です。
南極と言えばペンギン、全18種類のうちコウテイペンギン、キング(オウサマ)ペンギン、アデリーペンギン、マカロニペンギン、イワトビペンギン、ジンツーペンギン、ヒゲペンギン、マゼランペンギンの8種類が生息しています。
アザラシ類は、ヒョウアザラシ、ウェッデルアザラシ、カニクイアザラシ、ロスアザラシ、ミナミゾウアザラシ、オットセイ類はナンキョクオットセイを見ることができ、マユグロアホウドリなどが産卵のために訪れます。
旅程
南極半島を滑るツアーは、世界最南端のスキー場があるアルゼンチンのUshuaia(ウシュアイア)から出港する南極クルーズのオプションとして催行されます。
空路
南極クルーズの拠点、アルゼンチン ウシュアイアに向かうには、成田から東回りでアメリカを経由するか、西回りでヨーロッパかドバイを経由しアルゼンチンの首都ブエノスアイレスかブラジルのサンパウロに入り、そしてウスワイア=マルビナス・アルヘンティーナス空港(ウシュアイア)に向かいます。
運賃と所用時間は出発日時により大きく変わりますが、10月だとエコノミークラスの往復運賃が40~50万円、2、3か所を経由し、片道40~60時間かかるようです。
日本のほぼ真裏、直線距離で約17,000km(地球の円周は約40,000km)離れた場所なので、片道2、3日かかります。
成田~経由地~ウシュアイア
- 運賃 :40~60万円(エコノミー往復)
- 経由地 :2、3か所
- 所用時間:40~60時間(片道)
南極クルーズ
ウシュアイアは南極観光の拠点で、南極半島を巡る数多くのクルーズが催行されています。
その中の一つのクルーズのオプションとして、南極半島でのスキーツアーが用意されています。
- 日程:2023年10月18日~30日(12泊13日)
- 定員:140名
- 料金:$13,995~$21,995/人
- オプション:
Ski Mountaineering(スキー・マウンテニアリング)
料金 :$2,200/人
滑走レベル:初級・中級・上級
クルーズ日程
10月18日:氷河でスキーまたはトレッキングのオリエンテーション
ウェルカムディナー後、ウシュアイアにて宿泊
10月19日:Ocean Albatros号に乗船し、ビーグル水道を航海
10月20日:ドレーク海峡を南下
マッコウクジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラ、
そして多くの海鳥たちが私たちの旅に同行します
10月21日:ドレーク海峡を南下
10月22日:Charlotte湾とBluff島でスキーやトレッキング
Zodiac(ゾディアック)クルーズ、ペンギンの繁殖地、ハイキング
10月23日:Nansen島とEnterprise島でスキーとトレッキング
ジェンツーペンギンやアデリーペンギンの生息地を訪問します
10月24日:Wenk島、Damoy Pointでスキーとトレッキング
Lemaire海峡を航行し、Georges Pointのペンギン繁殖地を訪問
10月25日:Ronge島とCuvervilleでスキーとトレッキング
ゾディアック・エクスカーション
ペンギンの繁殖地とAlmirante Brown Stationを訪問
10月26日:Brabant島とChiguano湾でスキー
ウクライナのVernadsky科学ステーションを訪問
シャチとヒョウアザラシの観察
10月27日:Livingston島とHalf Moon湾のスキー滑走とネイチャークルーズ
夕方には北上開始。
10月28日:ドレーク海峡を北上、ホーン岬のドラマチックな断崖絶壁を通過。
10月29日:ドレーク海峡の航海を続けます
10月30日:ウシュアイアでOcean Albatros号を下船
2023 Antarctic Peninsula Adventure Cruise
最後に
素晴らしい景観ですね。
地球の真反対、南極半島を滑り倒すツアー、時間とお金に余裕がある方は、ぜひ参加してみてください。
Ocean Albatros号、かっこいいですね。
Albatros Expeditions HPより
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