新潟県と長野県の地域・自治体別スキー場利用者数が発表されましたので、全国と併せて、トップ5の発表です。
新潟県
新潟県では、湯沢町が町内11か所のスキー場別利用者数と、新潟県が市町村別スキー場の利用者数が発表しています。
利用者数は396万人と昨年から52万人(昨年比15%)の増加です。
新潟県のスキー場は湯沢町、南魚沼市、そして妙高市に固まっており、3自治体で346万人と県全体の87%を占めています。
これらの地域は、首都圏からの利用者が多いのが特徴です。
利用者数の多い市町村トップ5
利用者数と2022/2023シーズンに営業したスキー場数(括弧内)
- 湯沢町 :約184万人(11か所)
- 南魚沼市:約108万人(9か所)
- 妙高市 :約 54万人(7か所)
- 魚沼市 :約 10万人(4か所)
- 胎内市 :約 8万人(1か所)
地元の方の熱い思いでスキー場運営が継続した胎内スキー場の利用者が8万人を超え、昨年に引き続き、ここ10年の最高記録を更新しました。
利用者数150倍! 奇跡のV字回復、国設胎内スキー場 はこちら
余談ですが、新潟県は平成の大合併で最も合併が「進んだ県」の一つで、2000年に112あった自治体が、2010年には30(減少率73%)となりました。
しかし、湯沢町は合併をしていません。
長野県
長野県では、県が地域別、白馬村がスキー場別 利用者数を発表しています。
北海道に次ぐ、60か所のスキー場が県下全域にあります。
自治体の数も、北海道の次に多く、77市町村があります。
その結果、最もスキー場が多い自治体は山ノ内町と白馬村の5か所です。
ただ、山ノ内町のよませ温泉スキー場とX-JAM高井富士、白馬村のエイブル白馬五竜とHakuba47のリフト券は共通券のみで、実質的には両自治体共にスキー場の数は4か所です。
利用者数の多い市町村トップ5
利用者数と2022/2023シーズンに営業したスキー場数(括弧内)
- 山ノ内町 :約128万人(5か所)
- 白馬村 :約 88万人(5か所)
- 小谷村 :約 42万人(3か所)
- 野沢温泉村:約 38万人(1か所)
- 軽井沢町 :約 29万人(1か所)
余談ですが、長野県は平成の大合併で、2000年に120あった自治体が、2010年には77(減少率36%)となりました。
しかし、村の独自性が大変強く、全国最多の35の村が残っています。
ちなみに2位は、沖縄県の19村です。
全国、利用者数の多い市町村トップ5
年間スキー場利用者数が100万人が都道府県は、北海道、新潟県、長野県、岐阜県のみです。
北海道はスキー場利用者数を発表しておらず、岐阜県の利用者数の発表は2年遅れなので過去の実績を元に推計しました。
スキー場数は、2022/2023シーズンに営業した数です。
1位 新潟県 湯沢町
利用者数 :184万人
スキー場数:11か所
2位 長野県 山ノ内町
利用者数 :128万人
スキー場数:5か所
3位 岐阜県 郡上市
利用者数 :110万人(推定)
スキー場数:10か所
4位 新潟県 南魚沼市
利用者数 :108万人
スキー場数:9か所
5位 長野県 白馬村
利用者数 :88万人
スキー場数:5か所
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