【練習日誌25-2】緊張とリラックス

スキー・スノーボード・雑記

シーズンインから2週目、体が少し慣れてき、バランスも良くなってきました。

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緊張とリラックス

先週は、シーズン初めということもあり、体がガチガチに緊張し、関節が伸びきっていました。
2週目となり、心にもゆとりができ、考えながら滑ることができるようになりました。

緊張

まずはじめに、緊張するとどうなるか考えてみます。
人間の筋肉は骨に着いているわけですが、必ず対になっていります。
例えば、腕を伸ばす筋肉と縮める筋肉です。
筋肉自体は縮むことしかできないのですが、一方が縮むと他方が「伸ばされる」ようにできています。
緊張すると両方の筋肉が縮もうとするので、関節が固まったしまい、動きずらくなります。

滑走時、特に大回りでは、山回りで大きな雪面抵抗を受け、その力に耐えるために力が入ってしまいます。
力が入るということは緊張するということで、足首、膝、股関節は伸びて固まってしまいます。(図の左)
そして、股関節が伸びきってしまうと、股関節から左右への傾きを出すことが難しくなり、内足への荷重が増え、外足にしっかりと重みを載せることができなくなります。

リラックス

リラックスできると、股関節の可動域が増えます。(図右)
そして、山回りでは内腰の方が高い位置にあるので、自然と上半身が谷側に傾く外向傾ができます。
そうすると、しっかりと外足に荷重することができ、切替から谷回りがスムーズに行えます。

練習

午後になりゲレンデが荒れだした後は、低速の中回りで、外足股関節の力を抜いてターンに入る練習を繰り返しました。
筋力の無い右足で力を抜くことは怖く、何度も何度も意識して思いっきり力を抜く練習を繰り返しました。
2段モーションになったり、スムーズには程遠い滑りですが、成功した時は外足にしっかりと重みが伝わっていることを感じることができました。

 

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コブ

数本ですが、コブでも股関節の力を抜いて滑ってみました。
そういえば、10年ぐらい前にも同じような練習をしていたことを思い出してきました。
滑りが後退していたということですかね(^^;
力が抜けると、コブの吸収がスムーズになり、安定感がまし増しました。
この感覚を忘れずに、コブを滑ってみたいと思います。

 

【練習日誌25-1】ドキドキの初滑り、関節にゆとりがほしい はこちら
【練習日誌25-3】大回りとコブ はこちら

コメント

  1. 10年前に後退したなんて事は、きっと無いですよ!
    滑りが変わったり、意識や癖が変わったりで
    時々原点回帰です。。。

    所長さんが前にスキーは天邪鬼って言ってましたが
    ホントそう思います。
    縮めてるんだか、伸ばしてるんだか
    筋肉は伸ばしてるけど、見た目は縮んで行くのか。
    同調だけど、動作はバラバラ。

    シーズンインしたばかりなんでジックリ行きましょう!

    • 慰めていただき、ありがとうございます。
      ほんのちょっとした内面(筋肉の使い方)の変化で、滑りが大きく変わることを実感しました。
      また、維持する難しさも。
      これからは、老いとの戦いもあるので、じっくりと行きたいと思います。