まえまえから気になっていたので、世界で最も高いところに「あった」スキー場とレストランのことを調べてみました。
そのスキー場は、南米ボリビアにある、Chacaltaya Ski Resort(チャカルタヤ スキーリゾート)です。
氷河
チャカルタヤは南緯16度と低緯度ですが、標高が高く氷河が存在していました。
しかし、気候変動によりチャカルタヤ氷河は年々減少し、2009年には消滅してしまいました。
氷河の退行と共にスキー場は営業終了、同時にゲストハウスにあった標高の最も高いところにあったレストランも営業終了したそうです。
氷河が存在した1952年から1997年の間の月別の平均最高気温と最低気温です。
真夏(1月)でも平均最低気温は氷点下で、氷河が存在していたことが分かります。
Chacaltaya 1952年 – 1997年
(°C) | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
平均 最高気温 |
2.3 | 2.3 | 2.5 | 2.5 | 2.3 | 1.4 | 1.6 | 2.2 | 1.9 | 2.9 | 3.1 | 2.8 | 2.3 |
平均 最低気温 |
−3.3 | −3.7 | −3.7 | −3.8 | −4.9 | −6.3 | −6.5 | −5.9 | −5.4 | −4.3 | −3.9 | −3.6 | −4.6 |
Wikipedia より
現在南米に残る赤道付近の氷河は、ペルーのQuelccaya Ice Cap(クエルカヤ氷冠)のみです。
標高
チャカルタヤ スキーリゾートは、富士山の頂上より 1,600 m も高い標高 5,375 m にありました。
この標高はエベレスト登山のベースキャンプ(5,364 m)より高いところにあります。
ちなみにベースキャンプへは、エベレストの玄関口ルクラ(テンジン・ヒラリー空港:2,846 m)から、高地順応を行いながら1週間以上かけて訪れる場所です。
普通の人(観光客)にとっては登るだけでも危険で、ここでスキー・スノーボードをするには、万全の準備が必要ですね。
余談ですが、欧米のスキー場は標高が2,000mを超えるところも多く、軽い高山病にかかる場合もあるのでお気をつけください。
写真
話を元にもどしますが、なぜこのスキー場が気になっていたかというと、この写真が目に留まったからです。
始めは、レストハウスであることも分からず、情報を探していて、スキー場であったことを探り当てました。
“Chacaltaya” by wili_hybrid is licensed under CC BY-NC 2.0
どうですか?
なんか、見入ってしまいませんか。
この写真を紹介したいためだけに、このブログを書いていると言っても過言ではありません(^^)
氷河が無くなったスキー場はこんな感じです。
現在は観光地になっていて、ボリビアの首都ラパスからツアーも出ているようです。
私も近くを通りかかったら、寄ってみたいと思います(笑)
“File:Chacaltaya – panoramio (1).jpg” by ogwen is licensed under CC BY-SA 3.0
チャカルタヤ スキーリゾート(Chacaltaya Ski Resort)、ボリビア
ボリビアの首都ラパスの直ぐ近くです。
ラパスの中心街の標高は3600m強で、高地順応が必要なので旅行で行かれる場合は余裕のあるスケジューリングをお勧めします。
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