2年ぶりに訪問 SKI FORUM 2024

スキー場 国内

2024年5月25日(土)、2年ぶりにSKI FORUM 2024に行ってきました。

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SKI FORUMとは

首都圏の方はよくご存じかと思いますが、なじみのない方もおられると思いますので、まずはスキーフォーラムがどのようなイベントかをご紹介します。
主催者は日本スキー産業振興協会で、スキー産業の健全な発展を図り、スキースポーツの振興を目的に設立された団体です。
会員はスキー用品・用具の生産、販売及び輸入並びに卸業を営む企業が中心で、ほぼ全てのスキー関連企業が名を連ねています。
イベントは2日間に渡り、ニューモデル板、ブーツ、ウェア、グッツの展示、トークショー、講演会などが行われていました。
トークショーにはワールドカップで活躍中の選手、講演会には日本のウインター産業を支える人々が登壇し、そして展示ブースでは数多くの現役デモンストレーターがニューモデルの説明を行っています。

  • 2021年:新型コロナウィルスの影響で急遽中止
  • 2022年:ベルサール渋谷ファーストで再開
  • 2023年:TOC 有明コンベンションホール

 

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SKI FORUM 2024

今年の会場は、コロナ前によく利用されていた池袋サンシャインシティホールに戻ってきました。

JR池袋駅からサンシャイン60通りを歩いていくと、高くそびえるサンシャイン60が見えてきます。

 

ビルの中に入ると展示ホールの案内が出ていました。
正確には会場はサンシャイン60ではなく、その奥のビルになります。

 

受付がおしゃれでした。
申し込み後に送られてくるEメール内にあるリンクをクリックし、表示されたQRコードをこの機械にかざすと受付終了です。

 

初日の土曜日は15:00開場で、15:30頃の状況です。
コロナ前には程遠い状況ですが、ずいぶんと人出が戻ってきました。

展示

SKI FORUMの魅力の一つは、メーカーの人と詳しくお話が出来るということです。
即売会ではないので、メーカーの社員やデモの方と時間をかけてお話しすることができます。

2022年11月に創刊された「SKI CLASSIC」と、スキー・スノーボード情報メディアSTEEPが今年5月に創刊した「SKI BOOK」、ユーザの関心がネット記事から動画に移っている現代、紙媒体の価値をどのように訴求していくのか興味津々です。
お話を聞いたところでは、まだ試行錯誤の状態だそうです。

 

いつも気になるSTOCKLI、ではなくレクザムのブーツのお話について聞いてきました。
金型の話をしたり、メーカーの人ならではのお話を聞かせていただきました。

 

数シーズン前に登場した、モーグル専用スキーポール「BUMP DIVER」、振りやすいのが特徴です。
ニッチな商品なので心配していましたが、コンスタントに売れており、定番商品となっているとのことで安心しました。
普通のポールのお話もお聞きしましたが、最近の傾向として重心がグリップに近い方に移動しているとのことです。
カービング小回りの影響か、ストックワークも変わってきていますね。

 

近年、各社急速にラインナップを拡大している液体ワックスの老舗「VOLA」。
個体ワックスと液体ワックスの使い分けについてお聞きしたところ、液体ワックスの性能は向上してており、液体ワックスを数回塗ったらホットワックスを塗るのがお勧めだそうです。
私も液体ワックスを使用していますが、ゲレンデを滑る上ではまったく問題なく、ワックス時間が節約できて大変重宝しています。

 

技術選で活躍された我満さんが接客をされていました。

 

セミナー・講演会

私は、SKI FORUMの一番の魅力はセミナーと講演会だと思っています。
かつては、モーグル世界選手権で優勝した堀島選手など、オリンピックのメダリストが勢ぞろいしていました。
また、スキー場大手、マックアースや星野リゾートの社長など、普段おめにかかることができない方々の貴重なお話を聞くことができ、一日中セミナーを聞いていたこともあります。

今年は控えめな規模ですが、以前のような数百人が入れるホールでの講演の復活を期待しています。

 

最後に

サンシャイン60に行くと、いつも目につく「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展」、今年もありました。
開催期間は2024年3月15日~11月24日、年間8か月以上も開催される大人気展示なんですね。

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