2021年10月23日、オーストリアのSölden(ゼルデン)で、ワールドカップのアルペンレースが幕を開けました。
初戦は女子GS、1本目2位のMikaela Shiffrin(ミカエラ・シフリン)が逆転で70回目の優勝を飾りました。
Mikaela Shiffrin opens the season with her 70th victory https://t.co/7xm2oII2ux pic.twitter.com/qDbLfgznLb
— FIS Alpine (@fisalpine) October 23, 2021
Mikaela Shiffrin(ミカエラ・シフリン)
言わずと知れたアルペン界のスーパースター、Mikaela Shiffrin(ミカエラ・シフリン)。
一昨年、実父を亡くし、大きな悲しみの中、昨シーズンの成績は振るいませんでしたが、今シーズンは開幕戦で優勝という、クリスタルトロフィー奪還に向けて最高のスタートを切ることができました。
この開幕戦の優勝でワールドカップ通算70勝となり、歴代1位、86勝のIngemar Stenmark(インゲマル・ステンマルク)の背中が見えてきました。
彼女が持つ年間最多勝の記録を更新すれば、今シーズン中に優勝回数歴代1位になります。
シフリンは1995年3月13日生まれの26歳なので、大きな怪我さえなければ数年以内に歴代最多勝になることは間違いないでしょう。
彼女が持っている歴代最高記録と、今シーズン中に歴代最高となる可能性のある記録です。
歴代最高記録(男女合わせて)
- 年間最多優勝回数 :17勝
- 最多スラローム優勝回数:45勝
今シーズン、歴代最高となる可能性がある記録
最多種目別優勝回数
- 1位 46勝:ステンマルク ジャイアントスラローム
- 2位 45勝:シフリン スラローム
最多優勝回数
- 1位 86勝:ステンマルク
- 2位 82勝:Lindsey Vonn(リンゼイ・ボン)
- 3位 70勝:シフリン
最後に
余談ですが、全スキー競技の歴代優勝回数のリストがありました。
1位はテレマークスキーの Amélie Reymondで、ワールドカップ156勝でした。
ステンマルクは5位の86勝です。
そして、日本の高梨沙羅選手が60勝で13位にランクインしていました。
あと7勝で世界歴代ベスト10に入ります。
凄いことです。
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