前回のブログ(7/27版)から、岩手県、山形県などの発表があり順位変動がありましたので、ベスト10(利用者数を発表したスキー場)を更新しました。
安比と蔵王温泉がランクインしたことにより、岩原とめいほうがランク外となりました。
また、かつて本州を代表するスキー場であった白馬八方尾根の衰退が著しく、推定ベスト10(利用者数未発表のスキー場を含む)では、圏外となってしまいました。
ベスト10
1位(±0)志賀高原マウンテンリゾート
長野県山ノ内町
利用者数:571,000人
2019/20シーズン順位:1位
2018/19シーズン順位:1位
2位(±0)エイブル白馬五竜&Hakuba47
長野県白馬村
利用者数:247,666人
2019/20シーズン順位:2位
2018/19シーズン順位:3位
3位(new)安比高原スキー場
岩手県八幡平市
利用者数:225,393人
2019/20シーズン順位:3位
2018/19シーズン順位:6位
4位(−1)野沢温泉スキー場
長野県野沢温泉村
利用者数:222,000人
2019/20シーズン順位:5位
2018/19シーズン順位:4位
5位(−1)グランスノー奥伊吹
滋賀県米原市
利用者数:221,675人
2019/20シーズン順位:ランク外
2018/19シーズン順位:ランク外
6位(−1)神立スノーリゾート
新潟県湯沢町
利用者数:199,390人
2019/20シーズン順位:ランク外
2018/19シーズン順位:ランク外
7位(new)蔵王温泉スキー場
山形県山形市
利用者数:198,300人
2019/20シーズン順位:9位
2018/19シーズン順位:8位
8位(−2)軽井沢プリンスホテルスキー場
長野県軽井沢町
利用者数:191,000人
2019/20シーズン順位:8位
2018/19シーズン順位:10位
9位(−2)かぐらスキー場
新潟県湯沢町
利用者数:185,400人
2019/20シーズン順位:4位
2018/19シーズン順位:7位
10位(−2)白馬八方尾根スキー場
長野県白馬村
利用者数:184,526人
2019/20シーズン順位:7位
2018/19シーズン順位:5位
ベスト10(推定)
各種データから実際の順位の推定を行いました。
4か所のスキー場がランクインです。
高鷲スノーパーク以外は、実データが発表されることはほぼないので、間違っていても怒らないでくださいね。
1位 志賀高原マウンテンリゾート
長野県山ノ内町
利用者数:571,000人
2位 ルスツリゾート(ランクイン)
北海道留寿都村
利用者数:40~50万人(推定)
2021年2月の索道輸送人員は志賀高原を上回っており、2位の可能性が大変高いです。
3位 舞子スノーリゾート(ランクイン)
新潟県南魚沼市
利用者数:25~30万人(推定)
新潟県南魚沼市で2020/20シーズンに営業したスキー場は9か所で、合計約74万人の利用者がありました。
スキー場の規模から考えて、10万人を越える利用者があるのは、舞子、石打丸山、上越国際の3か所です。
また、2021年2月の索道輸送人員が野沢温泉を上回ることから、利用者数が20万人以上であると考えられます。
4位 高鷲スノーパーク(ランクイン)
岐阜県郡上市
利用者数:約25万人(推定)
未発表ですが、今シーズンも例年並みの利用者数があり、約25万人との情報がありました。
5位 エイブル白馬五竜&Hakuba47
長野県白馬村
利用者数:247,666人
6位 安比高原スキー場
岩手県八幡平市
利用者数:225,393人
7位 野沢温泉スキー場
長野県野沢温泉村
利用者数:222,000人
8位 グランスノー奥伊吹
滋賀県米原市
利用者数:221,675人
9位 石打丸山スキー場(ランクイン)
新潟県南魚沼市
利用者数:20~25万人(推定)
舞子と同じ南魚沼市にあり、2021年2月の索道輸送人員が八方尾根を上回ることから、利用者は20万人以上と考えられます。
10位 神立スノーリゾート
新潟県湯沢町
利用者数:199,390人
最後に
毎年利用者数を発表している主だったスキー場が出揃いました。
東日本のスキー場が苦しむなか、西日本のスキー場は絶好調です。
これは、西日本の方が早くスキー場の統廃合が進んでいる結果かもしれません。
最新情報はこちらをご覧ください。
2020/2021 利用者の多いスキー場 ベスト10 はこちら
コメント
こちらで知った「スキー場傷害報告書」の2月の索道輸送人数については、特に2016/17シーズンのデータなど、その前後の年の半分ほどのスキー場がいくつかあったり、斑尾は逆に3倍以上の値になっているなど、信憑性に欠けるきらいが無きにしも非ずで(索道事業者の義務でしょうしそんないい加減なはずはないのですが、取りまとめている日本鋼索交通協会の転記ミスの可能性も無きにしも非ず?)、今年のルスツの値が前年よりわずかながら多いというのも、ニセコヒラフが1/4(これはこれで減り過ぎのような)、富良野と札幌国際が4割なのに対してどうなんだろうと感じます。(テイネの86%や朝里川の110%は近郊日帰り型好調の影響と考えられます)
ルスツはニセコより近いぶん札幌からの日帰り客もいくらか多いにしても宿泊者主体でしょうから、ニセコほどではなくても富良野や札幌国際と同程度には減っていてしかるべきではないかと思われ、だとすると20~25万人となって順位を下げます。代わりにサッポロテイネが、30~35万人で2位にランクインしそうです。
高鷲スノーパークが25万人なら、鷲ヶ岳もそれに近い数なのではないかと思われ、であればトップ10圏内ということになります。
奥伊吹と高鷲の好調、特に奥伊吹の過去最高更新という絶好調ぶりは、中部圏・関西圏の日帰り客が減らなかったこと(むしろ密回避のアウトドアレジャーとして増えた?)のほか、長野方面に泊まりで行っていた人が日帰りにとどめたことも要因にありそうです。
西に行くほど、流行りとしてではなく人生の一部として楽しんでいる人が多そうなので、ちょっとやそっとのことでは行くことをやめなさそうですし、第3波の時点では首都圏とそれ以外で外出自粛に対する温度差が大きかったこともあるかと思われます。
おっしゃる通り、「スキー場傷害報告書」のデータは多々、???となるものがあります。
鵜呑みにしているわけではなく、他のデータとも合わせて、総合的に人数を出させていただきました。(当たっている保証はありませんが)
鷲ヶ岳は、悪くはないのですが、ランクインするほどではないと言うことです。
来年、岐阜県の公式発表があると思います。
行った事も無いので独断と偏見な印象ですけど、西日本のスキー場って規模の割にすごくお客さん沢山ですよね。
東日本のスキー場は、恵まれているはずなのに。。。
好きなスキー場、思い出のあるスキー場が無くなるのは辛いですが、不毛な戦いをこれ以上続けるのは・・・涙
映像や写真でしか見たことがありませんが、西日本のスキー場の土日は、バブルの再来かと思うほどですよね。
そして、生き残ったスキー場は元気がいいです。
需要と供給のバランスが重要ですよね。