昨年と今年で違う平年並み、季節予報は降雪量多め(^.^)

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2021年9月24日、気象庁の12月から2月にかけての季節(寒候期)予報では、北日本と東日本では70%、西日本では80%の確率で平年並みか平年より雪が多く降ると発表されました。

天気予報でよく聞く平年並みとは言葉には、明確な定義があります。

1か月予報、3か月予報、季節予報

気象庁の発表する長期予報には4種類あり、それぞれ次の日時で発表されます。

  • 1か月予報:毎週木曜日
  • 3か月予報:毎月25日頃
  • 寒候期予報:9月の3か月予報と同時
  • 暖候期予報:2月の3か月予報と同時

9月24日発表の最新の3か月予報(10月~12月)には降雪予報はありませんが、気温は平年より低くなる可能性が一番高くなっていました。

寒気予報

今年の寒気予報の降雪量です。

北日本日本海側を例にとると、降雪量は30%の確率で平年より少なく、40%の確率で平年並みで、30%の確率で平年より多くなります。

すなわち、確率的には平年並みです。

一方、西日本日本海側を見ると、降雪量は20%の確率で平年より少なく、40%の確率で平年並みで、40%の確率で平年より多くなります。

すなわち、確率的には平年より降雪量が多くなる可能性が高いということです。

降雪量の各階級の確率(%)

出典:国土交通省気象庁 全国の季節予報

平年とは?

平年、例年、日常の会話では同じような意味で使用されますが、気象用語では明確な定義があります。

2021年は、10年に1度の基準の年が変わるので、昨年までの平年と今年1月以降の平年は違います。

気象用語での平年並みとは、対象の30年間の観測データを並び替え、その内、11番目から20番目の間に入る年のデータとなります。

具体的な対象期間は次のようになります。

予想対象年月平年の観測対象期間
2020年12月以前1981年~2010年までの30年間
2021年1月以降1991年~2020年までの30年間
鳥取県大山

それでは、平年並みの降雪量がどのように変わるか、変化量の大きかった鳥取県の大山で比較してみたいと思います。

グラフは、「1981年から2010年までの30年間」と「1991年から2020年までの30年間」の各年の年間降雪量を降雪量順に並び替えたものです。

平年は11番目から20番目の間に入る年のデータなので、グラフの中の赤い線で囲った部分です。

明らかに「1981年から2010年までの30年間」の方が降雪量が多かったことが分かります。


国土交通省気象庁のデータをもとにグラフを作成
観測地点:北緯35度23.6分 東経133度32.2分 標高875m
注)大山では、1982年より観測が始まったため、1981年のデータがありません。

鳥取県大山の平年は次のようになります。

平均で80cmも年間降雪量が違うのですね。

平年の年間積雪量2020年以前の平年2021年以降の平年
多い場合1026 cm960 cm
平均946 cm864 cm
少ない場合865 cm791 cm

最後に

白馬村など、ここまで大きな差がでない観測地点もありましたが、それにしても全国的に降雪量が少なくなっていることは確かです。

それでも、平年並み、平年より降雪量が多い、という言葉にひきつけられます。

今シーズンはスノーヤーにとって、よいシーズンになりますように。

 

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コメント

  1. 私の名前の地方は平年並か少し寒い予想でしたが、
    そもそも去年までの平年値と違うんですよね。
    温暖化?の積雪量は標高の低い、暖かい所程影響が大きいみたいですね。
    一昨年が顕著でした。。。涙

    また西回りで寒気が入るパターンが多いのかなぁ?
    良い思い出無いんですよ。
    下手すると高い山に阻まれて、あまり雪が降らない場所も出るし。。。
    とりあえず、降るべく所に、それなりの量を、少し早めに頂きたいですね。
    あとは小出しでフレッシュスノーのおかわり頂きたい!
    良い子に過ごすので天気の神様よろしくお願いします!

    • おっしゃる通り、風向きが変わり雪が降る場所が変わっている場合もありますね。
      お天道様はしっかり見ているので、きっと良い雪が降ると思います(^.^)

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