新潟県テクニカルプライズ検定にみる、ゲレンデ状況による得点の違い

スキー

2019年と2021年に越後湯沢近辺で行われた新潟県スキー連盟主催のテクニカルプライズ検定において、ゲレンデコンディションがどのような影響を与えたかを調べてみました。

この結果を見れば、どのような時に受験した方が良いか一目瞭然です。

検定会場とゲレンデ状況

越後湯沢近辺では、かぐら、神立、岩原、石打丸山、舞子、上越国際でテクニカルプライズの検定が行われますが、この中で新潟県連主催は、岩原、石打丸山、上越国際の3会場になります。

2021年は上越国際会場がキャンセルとなったので、岩原と石打丸山会場の得点の比較を行いました。

2019年と2021年の検定日は対照的なゲレンデコンディションでした。

2019年、石打丸山会場は当日の朝まで大量の降雪があり、受験者全員で2度のゲレンデ整備を行ったにもかかわらず、新雪を踏み固めることができない状態で検定が始まりました。

そして、岩原会場は3月下旬にも関わらず季節外れの大雪が検定中も降り続き、ゴール地点からスタート地点が見えない種目もありました。

ゲレンデコンディションは言わずもがなです。

一方、2021年は天候に恵まれ、ゲレンデ整備も行き届き、両会場とも検定中はコンディション良好でした。

また、両年とも同じゲレンデで検定が行われました。

検定日会場天候ゲレンデ状況
2021年3月21日岩原くもり
検定終了後雨
圧雪
2021年2月7日石打丸山くもり
検定終了後雨
圧雪
2019年3月24日岩原大雪(粉雪)パウダー数十センチ
2019年2月17日石打丸山晴天新雪数十センチ

検定員

新潟県スキー連盟主催プライズ検定の検定員は、ほとんどの場合3名とも現・元ナショナルデモンストレーター、SAJデモンストレーターが行います。

地域によって分担が分かれているので、年や会場によらず、毎年同じ方が検定員を行っています。

よって、年や会場間での得点の差は受験者の実力の差をあらわしていると考えられます。

受験者数と合格率

いきなり衝撃のデータがでてきました。

受験者数はほぼ同じですが、合格者数は3倍強も違いがでました。

余談ですが、新潟県スキー連盟主催のプライズ検定の合格率は例年10%以下です。

 受験者数合格者数合格率
2021年141名10名7.1%
2019年137名3名2.2%

受験者の平均点

全受験者の平均点です。

合計で1.69点という大きな差がありました。

種目別では小回りが最も大きく0.52点の差がありました。

スピードが必要なフリー、大回りに差が出るかと思ったいたので少し意外でした。

 フリー大回り小回りコブ合計
2021年73.5773.4773.7273.49294.26
2019年73.2273.0773.2073.20292.70
得点差0.350.400.520.291.56

合格者の平均点

合格者のみ抜き出して、平均点を出してみました。

母数が少ないので傾向と言えるかどうかは分かりませんが、ゲレンデコンデションが良い方がフリー、大回りの得点が伸びています。

僅かですが小回りの得点が逆転していたので、合計での得点差は受験者平均とほぼ同じでした。

 フリー大回り小回りコブ合計
2021年75.3075.2075.3076.10301.90
2019年74.6774.6775.3375.67300.33
0.630.53-0.030.431.57

余談

2019年の受験者に1.59点を加えるとどうなるかを調べてみました。

合計点299点が2名、298点が4名いたので、298点4名の半分が合格したとすると、追加で4名の合格者がでることになります。

そうすると、合格者3名と合わせて合計で7名の合格者がでることになり、合格率5.1%(7/137)となります。

これでも、低い合格率ですね。

最後に

検定員に聞くと、採点はゲレンデ状況を考慮すると言われますが、現実はゲレンデ状況が良い方が得点は伸びることが明らかになりました。

前々から予定を立てて受験をするので、スケジュールの変更は難しいとは思いますが、可能であればゲレンデ状況の良い時に受験をすることをお勧めします。

 

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