暑い時期が続きますね。
シーズンインが近づいてきたので、谷回りについて徒然なるままに書きつくってみました。
#ほんとうは、オリンピックのことで頭がいっぱいです(笑)
目的
谷回りの目的は板をフォールラインに向けること、すなわち横方向への移動を止めることです。
結果として加速します。
方法
板をフォールラインに向ける方法は2つあります。
それは、トップをターン内側に入れるか、テールをターン外側に押し出すかです。
テールをターン外側に押し出す
踵を押し出すことにより、テールが外側に動くことにより板のトップがフォールラインを向きます。
トップがターン内側に入る
谷回りでは谷側のエッジが雪面に接しているので、自分の力でトップを内側に入れることはできません。
しかし、谷側のエッジが雪面に接している状態で前に進めば、雪面抵抗で自然にトップをターン内側に入ってきます。
板が立ってい(内傾角が強け)れば、強い力でトップが内側に入ってきます。
パラレルとシュテム
パラレルターン
切替で両足の長さが同じになれば、両方の足で同じ動きができます。
いわゆる、パラレルターンです。
シュテムターン
切替で谷側の足が山側の足より長い場合、そのままでは谷回りは始まりません。
そこで、山側の板を開き出しシュテムターンを行うことで、山側の板のみ谷回りをつくります。
しかし、谷側の板がフォールラインを向くじゃまをした状態になっているので、トップがフォールラインを向くのに時間がかかります。
滑り方
大回り
大回りでは、両足をパラレルにし、雪面抵抗でトップがターン内側に戻される力でフォールラインに向きます。
いわゆるカービングターンです。
小回り
小回りは、テールを外側に押し出す動きと、トップが内側に入る力を、雪面状況に合わせて分配を変えながら滑ります。
すなわち、カービングとずれの中間のバランスです。
そして、片足よりも両足を使ってこの動きを行った方が、早い動きができます。
また、ターン孤を自在にコントロールでき、細かいターンが行えます。
コブ
コブを滑るためには、自分の好きなターン孤ではなく、コブが持っているターン孤で滑ることが必要です。
ターン孤が大きすぎるとコースアウトし、ターン孤が小さすぎると横滑りを伴った滑りになります。
特にコブの出口を、谷回りのどの局面で迎えるかで、滑りが決まります。
最後に
徒然なるままに、谷回りを、そこはかとなく書きつくってみました。
なんのオチもありません。
すいません。
オリンピック観戦の忙しい中、お付き合いいただき、ありがとうございました。
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