営業が行われない夏の間、各スキー場は来るシーズンのために準備を行っています。
また、スキー場の運営企業が変わるのもこの時期です。
これまでの動きを、スキー場の運営会社ベスト10と共に見ていきたいと思います。
1位 マックアース
運営スキー場:16か所
ここ数年は運営から撤退するスキー場が増えていましたが、現時点では昨年から変更はありません。
2位 クロスプロジェクトグループ
運営スキー場:11か所
- 夏油高原スキー場 :(株)北日本リゾート
- ノルン水上スキー場 :群馬スノーアライアンス(株)
- 佐久スキーガーデンパラダ:佐久平尾山開発(株)
- 八千穂高原スキー場 :アドバンス(株)
- 伊那スキーリゾート :株式会社伊那リゾート
- 駒ヶ根高原スキー場 :中央アルプスリゾート(株
- ヘブンスそのはら SNOW WORLD :ジェイ・マウンテンズ・セントラル(株)
- 若杉高原おおやスキー場 :若杉高原開発企業組合
- ばんしゅう戸倉スキー場 :若杉高原開発企業組合
- アップかんなべスキー場 :アドバンス(株)
- 久万スキーランド :(株)久万高原開発
新たに、兵庫県のばんしゅう戸倉スキー場と、愛媛県の久万スキーランドがグループに加わりました。
一方、千畳敷スキー場と宮城県の泉が岳スキー場の名前が同社のスキー場事業一覧なくなりました。
千畳敷スキー場は営業を中止しているので、一時的に削除されているだけかもしれません。
3位 プリンスホテル
運営スキー場:10か所
運営スキー場の変更無し。
ここ2年の苗場スキー場の利用者の落ち込みは目を覆うばかりです。
復活を期待しています。
頑張れ苗場! 2020/2021シーズン 新潟県湯沢町スキー場利用者数 はこちら
4位 東急リゾーツ&ステイ
運営スキー場:9か所
運営スキー場の変更無し。
5位 日本スキー場開発
運営スキー場:8か所
運営スキー場の変更無し。
6位 アルピナリゾートマネジメント株式会社
運営スキー場:6か所
運営スキー場の変更無し。
2020年12月1日にNCリゾートマネージメントから社名変更を行いました。
親会社は、日本最大の索道会社の日本ケーブルです。
6位 鈴木商会
運営スキー場:6か所
運営スキー場の変更無し。
7位 スマイルスキーリゾート
運営スキー場:5か所
- 舞子スノーリゾート
- 湯沢中里スノーリゾート
- ムイカスノーリゾート
- 二ノックススノーパーク
- キューピットバレイ(指定管理者)
長野県の車山高原SKYPARK RESORTの名前がHPから消えています。
2018年9月に、同スキー場を運営する信州綜合開発観光株式会社を買収したばかりなのですが、どうしたのでしょうか。
7位 加森観光
運営スキー場:5か所
運営スキー場の変更無し。
9位 ブルーキャピタルマネジメント
運営スキー場:4か所
- 箕輪スキー場
- 白馬さのさかスキー場
- エコーバレースキー場
- Mt.乗鞍スノーリゾート
運営スキー場の変更はありませんが、Mt.乗鞍スノーリゾートの売却先を探しており、スキー場事業の雲行きが怪しくなってきました。
また、HPにはヤナバスキー場の名前がでていますが、営業再開の発表はまだありません。
10位
3か所のスキー場を運営している会社です。
- (株)星野リゾート
- (株)DMCaizu
- (株)みなみあいづ
最後に
ベスト10の12社が運営するスキー場の数は89か所(含む海外1か所)で、日本の全スキー場の約2割にあたります。
大規模なスキー場が多く、利用者数でみれば、もっと存在感があると思われます。
今後も、スキー場のグループ化は進むのではないでしょうか。
2021/2022 スキー場運営会社 ベスト10 はこちら
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