みなさんも肌で感じられていると思いますが、今シーズンのスキー場は一部を除きガラガラです。
楽しく、たくさん滑れる!と喜ぶ一方で、こんな状況でスキー場経営が成り立つのか心配してしまいます。
こんな状況の中、過去最高の来場者数を記録したスキー場があります。
グランスノー奥伊吹
滋賀県のグランスノー奥伊吹が過去最高の221,675人の利用者数を記録しました。
この利用者数がどのくらいかというと、新型コロナウイルスが流行する前の2018/2019シーズンでいえば、全国で20位ぐらいで、菅平高原スノーリゾートより順位が上です。
もちろん、滋賀以西では2位の六甲山スノーパークを引き離し断トツの1位です。
新潟県湯沢町のスキー場
地方自治体としては日本一の利用者数を誇る湯沢町の3月31日までの利用者数です。
2年前は、利用者が70万人を超えていた苗場を含め4か所のスキー場が30万人以上を集めていましたが、今シーズンは見る影もありません。
4,5月の営業日数を考えても、神立が唯一20万人を超えるぐらいです。
苗場スキー場 | 115,660人 |
かぐらスキー場 | 123,800人 |
湯沢中里スノーリゾート | 109,440人 |
中里スノーウッドスキー場 | 20,980人 |
湯沢パークスキー場 | 10,740人 |
岩原スキー場 | 180,600人 |
神立スノーリゾート | 183,540人 |
NASPAスキーガーデン | 60,400人 |
一本杉スキー場 | 1,570人 |
湯沢高原スキー場 | 40,030人 |
GALA湯沢スキー場 | 127,550人 |
日本スキー場開発運営のスキー場
次に、日本スキー場開発が運営する8か所のスキー場の3月31日までの利用者数のデータです。
八方尾根など名だたるスキー場を運営していますが、利用者数は例年の4~7割ぐらいで、20万人を超えるスキー場はなさそうです。
HAKUBA VALLEY⽩⾺八方尾根スキー場 | 167,000人 |
HAKUBA VALLEY⽩⾺岩岳スノーフィールド | 66,000人 |
HAKUBA VALLEY栂池⾼原スキー場 | 135,000人 |
HAKUBA VALLEY⿅島槍スキー場 | 52,000人 |
⻯王スキーパーク | 102,000人 |
川場スキー場 | 134,000人 |
めいほうスキー場 | 161,000人 |
菅平⾼原スノーリゾート | 99,000人 |
最後に
現実的には、長年利用者数1位の志賀高原18スキー場があるので、奥伊吹が1位になることはないと思いますが、ベスト5に入ってくる可能性が十分あります。
これは西日本のスキー場としては快挙です。
4月下旬になると、新潟県と長野県のスキー場の3月31日までの利用者数が発表になるので、またご報告します。
2020/2021 利用者の多いスキー場 ベスト10 はこちら
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